第702話 サークル・オブ・ライフ

2014年03月16日 07時54分24秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

「機は熟したり」
息子ももうすぐ小学生。
ついに、サークル・オブ・ライフ企画・「昔私が観たライオンキングを息子と共に観る」が叶う。

劇団四季の「ライオンキング」は、息子に魅せたかった作品。
パパが一日中ゴロゴロしているところ、雌ライオン(私)に狩りをさせるところなどは
ライオンそっくりなのだが、ムファサ(王)にあって我が家のパパにないもの、
それは、父から息子へ・・・語り継がねばならない教え。
息子はパパそっくり。「お前の中で生きている」ということをパパに代わって伝えたかった。

鑑賞後、息子の心に深く残ったようで「あと300回観たい」と言う。
企画の成功を喜び、叶えてあげることのできない経費に冷や汗をかく。
2日後「プンバァの体の真ん中に人が、ティモンの後ろには緑色の人がいた」ことを疑問に思う。
あれは、動物語の翻訳者(本役者)だと答えた。

親から子へ。
距離が近すぎて家ではうまく伝えられないことがある。
観客席から観るサバンナの世界を通して明日への活力を得る。
対峙するのでなく、同じ方向をみる親と子の時間もいいものだ。




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