どんなときであれ、何度でも。
流れに逆らわず、激流に身を委ね、
決して沈まず、やがて立ち上がる。
原田マハ著「たゆたえども沈まず」
ゴッホをはじめ印象派に、パリに
影響を与えた日本美術・浮世絵の
誇らしさ(嬉しさ)と共に読了。
ゴッホ(兄)の生涯を
テオ(弟)を中心に。
そこに、欠かせない日本人(画商)の
存在(視点)を日本人作家がえがくことに
感嘆しきり。
作中登場する ゴッホの絵画を
確認しながら 読み進む。
夜空にセーヌ川を見た作品「星月夜」
に至ってからの 兄弟の悲しき結末。
どうすれば 救えたのか?
そうなる前に! の思いあふれた読後。
たゆたえども沈まず。 たゆたいはすれど、
決して流されることなく、沈むこともない。
日本も・・・たゆたえども沈まず あれ
と切に願う この国の行く末(政治)。
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