第184話 妖怪あかん

2008年11月19日 00時21分50秒 | 子育て・「おママごと」
残業あり、出張あり、休日出勤あり。
主人と息子のふれあい時間はどうしても少なくなりがち。
育児慣れする暇ない主人。
たま~に息子と遊ぶと、きこえてくるのは
主人の「あかん。あかんて」クレッシェンド。
息子の身に何か危険が?!
見ると、片手にボールペンを持った息子(嬉しそう)
「ついたら、あぶないって」
またある時は、小さな玉を持った息子(楽しそう)
「飲み込んだら、あぶないって」
確かに、確かにあぶないんだけどね、そばについて見ている時くらい
多少は冒険してもいいと思うんだけど・・・
そんなに禁止ばかりしていたら、小さくまとまっちゃうよ。
パパと遊ぶ時くらいアクロバティックにと願うんだけど・・・
公園ですべり台。
すべる息子に「低温火傷したらあかんよ」て、1歳の息子にどんな注意事項やねん。
しかも、すべり始めから終わりまで息子のわき腹を抱えた手を離さない。
すべり台なのに・・・ズッ、ズッ、ズッ、と途切れ途切れに進む息子(おもんなさそう)
それ、厳密に言うと、すべって・・・ないよね?
それもこれもまあ息子を愛しているからこそのお父さんは心配性かと。
仕方ない。

ベットに息子。
主人が寝室にいたので、私は任せて部屋を出た。
ボトッの音の後、
・・・ギャー(息子) 
キャー(私)
アッ(主人)
ベットの下で泣き叫ぶ息子を抱き上げ
「どうして(息子を一人)ほおって、部屋を出たのよ!」(私)
「えっ、だってベットは寝るものと・・・」(主人)
目を離しちゃいけないところは、ここだよ、ここ。

妖怪あかん。
その努力は報われず、妻に叱られ、息子に泣かれ、今日もゆく。

注)妖怪あかん。この言葉は主人発祥の自称であり、
私からのさげすみ造語ではなかったと思う(笑)双方納得のうえの愛称。
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5 コメント

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気分転換 (とーま由花)
2008-11-20 23:08:22
社会に出ると、不条理とか、矛盾とか、

納得がいかぬこと多々あります。

今日はそんな日。

少しずつ降り積もっていたのか

家にそんな気分を持ち込んで、

逃れられず苦しんでいます。

苦しみながらも明日こそ改善したいと望む

諦めの悪さが闘志に火をつけます。

久しぶりに背景を変えて見ました。

追伸。主人が低温火傷とは言ったけれど、

正確には摩擦火傷、すり火傷だろう。

訂正して欲しいと言っています。

低温火傷って音の響きが面白いんだから変えれないな~

ご愛読下さっているみなさま、音は低温、意味は摩擦で。

よろしくお願い申し上げます。









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読書 (メロンパンナちゃん)
2008-11-23 23:13:28
こんばんは
突然ですが、私は仕事柄本を読むことが多いのですが、最近読んだ本にあった詩が印象的だったのでとーま様と共有したくコメントさせて頂きました。

『精神病水準の不安と庇護』(1992 M.リトル 岩崎学術出版社)の中にある英国詩歌集から抜粋されたものです

「子守歌」

わたしの、お膝の、わたしの王子
わたしの、お乳を、吸っている
おまえの愛が、わたしを生かし
母するよろこび、与えてくれる。
さぁ、子守歌を、わたしの坊や
さぁ、子守歌を、わたしの宝

おまえが、お食事、終わったならば、
わたしに、抱かれて、おやすみね
母も乳母も、おやすみするの
ゆりかごだって、おやすみしちゃう
さぁ、子守歌を、わたしの坊や
さぁ、子守歌を、わたしの宝

母は、悲しい、できないことが
お前のためにと、思っていても
お前の人生、助けてやれぬ
けど、してあげる、精一杯を
さぁ、子守歌を、わたしの坊や
さぁ、子守歌を、わたしの宝

わたしは、わたし、代わってやれぬ
けど、いつまでも、お前のものよ
お前が、わたしのものなのは
ほんの、わずかな、いまだけだけど
さぁ、子守歌を、わたしの坊や
さぁ、子守歌を、わたしの宝

というものです。
この本は、完璧に乳児をお世話するということは不可能で、母親というのは、時に失敗はするけれども、適度に乳児のニーズを満たし、抱える存在である’ほどよい母親’であることの重要性を示唆した本なのですが、この「ほどよい」に共感することの多い私なので、わたしの育児はあんなに緩いのかなと思います。

パパさんの育児模様、微笑ましく拝見させて頂きました。大事なことはこ慣れていることではなく、もっと他のものだという感覚が私にはあるのですが、パパさん素敵☆です。そしてお仕事の大変さも印象的でした・・・。どうぞお体お大事に・・・。

追伸:妖怪あかんは、生息率が高いですね。私のところはお姑さんがそうです。
返信する
うちの困った長男 (バッタ)
2008-11-24 03:44:07
19日の朝方にコメントを入力し、コメント最後のところで入力した文章が全部消えてしまい投稿できず、コメントが今日になってしまいました。ごめんなさい。

妖怪あかんは、愛情たっぷりですよね。
心配してくれるからこその「あかん」ですもの。
言い方が「低温火傷」でも、ちゃんと摩擦火傷ってわかりますよ。気持ちが伝わってきます。それだけ息子さんを大切にしてくれているのですから。
危険予知度が高い方がいいです。だって注意していても「あっ!」って事がよくありますから。

うちのおじいちゃんも妖怪あかんです。
しかし、自分がテレビに夢中になってしまって、危険予知度が低下してしまい、孫のかわいい足に大きな重たいマグカップ(空のマグカップ)を落としました。孫に泣かれ応急処置の方法も全くわからず、ただ「大丈夫かな?大丈夫かな?」と心配するばかり。すぐに水で冷やさなきゃ!と私に叱られてました。
用心深い人でも、ドキッとすることがあるんですね。

うちの主人は、それ以前の問題です。
新生児の時に、うんちのオムツ替えをしている姿を見て一言「あわれな格好やな」オイ!君は父親か?君も同じようにしてもらって今があるのよ!!

最近、おまるにうんちをした時に一言。
「大人やったら、うんちしてる姿を見られたら恥ずかしいのにな」オイ!君は父親か?褒めてやってよ!!

「いないいないばぁ」と遊んでくれてるとおもいきや…。新聞読んでる!しかもテレビ欄!!
息子が次を期待してジッと見て待っているのに!コラッ!!

息子がテレビを一生懸命見ているのに…。
「パチッ」主人にテレビを消された。
「なんで消すのよ!!」と問うと。「天気予報終わったから」
コラッ!!なんで自分だけが中心なのよ!息子がキョトンとしているじゃない!怒

甥っ子に、人前でオナラをして「いいにおいやろ、キンモクセイの香りやで」て言うように教え、冗談のわからない子供は、教えられたとうりにする。

こんなヘンテコな主人です。私のストレスは積もる一方ですよ(泣)。


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メロンパンナちゃんへ (とーま由花)
2008-11-24 08:59:46
共有!
好きな響きです。
詩を読んで、コメントを読んで共感。
ありがとうございます。

ほどよさ。
常々、私も考えいます。
「塩梅」
という、タイトルで話をひとつ書きたいと思っていたくらいです。
私の育児の自制心は息子が一人の人格であること。
どこまでも私のものではないということ。
だからこそ、息子がこの世に何のために生まれてきたのか?
何が好きで、何に興味があって、何が得意になのか?
楽しみでなりません。
私がどういう応援をできるのか、
どう支援できるのかを思います。
そばにいて見守ることができたならと思います。
この思い、メロンパンナちゃんと共有できるような気がします。

どんどんメロンパンナちゃん自身の思いを
公開していってください(笑)
球を投げていただけると、
返信話書きやすいです。
これからも子育て共有、キャッチボールしましょうね。
返信する
バッタ様 (とーま由花)
2008-11-24 09:31:30
待ってました!
うちの長男話!!
男ってね~っと花さかし、盛り上がりたい
これぞ、女子会。望むところです。

パパさん話に大笑い。
よそ様のだんな様のことなら、笑えるから不思議♪
次世代の男を育てることとあいなりましたので、
息子には家事を通じて自立力、共生力を身につけ、
未来のお嫁さんのお役に立てたならと密かに思っています。
パパのゆる~い自己中育児、
なぜか子供の心をとらえるところもありまして、
(子供は子供同士で遊ぶのが一番?)
次男、長男と楽しく笑いあっている時があるからこれまた意外や不思議♪(ずるいとの思いも)

妖怪あかん、これまた伝説が生まれそうな予感。
またこちらの愛情あふれる失敗エピソードをお待ちしております(笑)

私もコメントの消失、多々あります。
テンション急降下。しばらく立ち直れません。
二度目に書いた分はなぜか熱さに欠け・・・
幾度悔しい思いをしたことか。
わかります。
息子のパソコン一刀両断ダー!攻撃と、
最後の数字入力時、特にご注意下さいね。

いつもご高覧、ほっとな情報ありがとうございます。
嬉しいです。




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