私が住んでいるあたりに、別荘地ブームが始まったのは、40年ほど前になる。
1970年ごろからだ。ようやく県道の舗装が始まった頃になる。
国道からのアクセスが良くなった。でもまだまだ本当の山間地だ。自家用車の
普及も始まったばかりで、都会の人達には「不便な山間地」=別荘地と見えた
ようだ。
で、現在のその別荘地はと言うと、駅から4キロ、小学校から1キロ、スーパー
からも1キロと、そこらの分譲地のチラシより断然有利なキャッチコピーが使え
る立地になっているのだ。
別荘地としては、そこそこ売れたのだが、投資のためがほとんどで、実際に別
荘が建っているのは4分の1もない。今は普通の住宅地になっている。
と言う訳で、4日の記事の別荘地はと言うと、ここよりちょっと標高の高い所に
なる。
キャッチコピーは、駅まで1キロ、小学校まで1キロ、スーパーまで1、5キロ、
となる。凄いでしょう。
なんとなんと更に、今すぐ購入される方には、東照宮まで1、5キロをお付けい
たします。(すみません真似しました)でも本当です。
落とし穴があります。スーパーや小学校まで、1キロは本当なのですが、正確
には「150m下」が付きます。だってながめがいいんだから。