まちよい草を夢路さんが、「よいまち草」と言い換えた。これが生物学者と芸術家の
感性の違いだ、と先日投稿した。
草花の名前といい、なんで学者はへんてこな名前を付けるのだろうか。
で、私達が60年前に呼んでいた、クワガタの名前を思い出した。
今回は昆虫学者と子供達の感性の差を比べて見る。
ちなみに子供達とは、私と私の周りの子供達のことで、日光市の一角で、それほど
広い範囲ではないと思う。
のこぎりクワガタの小形⇒「のこ」
これは栄養が足りなかったのか、かなり小型で角には本当にのこのような歯が付
いている。でも遺伝子は同じで、これの卵は環境が良ければ大形になる、と思っ
ている。(合っているよね)
のこぎりクワガタの大形⇒「義経」
角が立派で、偉い武将の兜に似ているのから。昨日テレビで「水牛型」と言ってた。
のこぎりクワガタのメス⇒「しずかごぜん」
自然の流れでこうなったはずだ。
ミヤマクワガタのオス⇒「弁慶」
単純に義経が前に出たからではない。頭にカバンを背負っているように見えるか
らだ。つまり弁慶の七つ道具を入れるカバンということだ。
単に「カバン」と言うこともある。
ミヤマクワガタのメス⇒「ブタ」
ごめんなさい。本当にゴメンナサイ。人気がないのです。
ひらたクワガタのオス⇒「ナタ」(鉈)
角にぎざぎざが無いから
メス⇒「ブタッコ」、ゴメンナサイ。
コクワガタも同じく「ナタ」 区別なし
ケシキスイ⇒「義経の子供」
色が似ていて小さいから。でもクワガタの仲間かどうかは不明
そして、カブトムシのオス⇒マグ太郎
馬糞(マグソ)を積み重ねた堆肥の山から生まれるので、マグソ太郎の「マグ」な
のだ。太郎は、なんとなく元気だからなのかな。
メス⇒「マグ太郎のメス」(すみません)
以上
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