こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

驚きのイワシ漁!

2010-06-14 05:30:30 | いろいろ
先日、和深のおとうさんの実家に行ってきました。そこで、とてつもない話を聞いたのです


ある日、孫のMちゃんが「おじいちゃん、磯にマイギ(巻貝)を採りに連れてって」と電話

があり、おじいちゃんは留守なのでおばあちゃんが膝が痛いけど孫のためならと近くの磯に

ついていったのです。ここのところ、好天続きで磯遊びにはとてもいいのですがマイギも

たくさん採れて帰ろうと、先をあるいていたMちゃんが「おばあちゃん!これなに!」と

叫ぶので近寄ると波打ちぎわの岩場にキラキラ光るウロコがありその中にイワシが。

波に乗って岩場に打ち上げられたとみたおばあちゃんは、「M、はよはよ獲らんし」と

マイギの中に手づかみしたイワシを入れながら、二人のことならまぁキャーキャー言いなが

ら獲ったんだろうね。それを手にしてまた歩き出したところ 入江の狭まったところに

それ以上のイワシが岩場で ♪獲れ獲れピチピチ~状態でうごめいていたそうな。

 この二人がどれだけ興奮したか想像できますね。おばあちゃんは膝が痛かったのだけど

Mちゃんがズボンを濡らすと車に乗るのが嫌だというので、膝まで海に入ってまず被ってい

た帽子で海中のイワシの群れをすくって・・・としたところ、あまりの多さに帽子からフニ

ュ~っとこぼれていくんだそうだ。でもって、おばあちゃんは両手でかきすくったんだって

なぜ、海中に入ったかというと波打ちぎわをイワシの大群が黒くなって廻っていたんだと。

「まぁ、パニックやな」とおじいちゃんが声を入れたので「クジラに追われた?」と私。

「クジラじゃないけどカツオかなんかやの」・・・イワシは先頭の一匹について群れで泳ぐ

というからね。「その大群を見た時Mに「石をほらんし」といったんや。石ほったら岩場に

向かって飛び込んでくるやろ。で上にあがったら 今度は引き波に乗らんように石を並べて

の・・・。」イワシの群れは浅いところまで大きい魚に追い込まれ、パニックになったとき

Mちゃんから石を投げ込まれ岩場に乗り上げたようだね。最初のキラキラのところのイワシ

は、波に乗って岩に残ってしまったとみられるね。Mちゃんいわく「イベントのアユのつか

みどりや、ウナギのつかみどりよりやりがいがあったわ~」そりゃそうよね、次から次へと

打ちあがってくるんだもん。おばあちゃん帰ってみたら洗い桶いっぱいのイワシを持って帰

ったんだって。うす塩をふって干物にしたら新鮮でおいしかったそうだ。こんなことは

沖の漁師さんも気がつかないんだって。それにしても 何かの前兆ではないかと、ふと思っ

たんだけど。ほらよく「時期じゃないのにイカが大漁」とかしたら地震か!ってこの辺の

人はよく言うのだ。イワシも高級魚化してきたりするから たまにこんなこともありかな。









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