梅雨に入ったとはいえ、日差しが暑くなってきました。そこで飼っているメダカの鉢の日よ
けに、一念発起して日よけのコモを編むことにしたんだよ~ん。コモとはワラを使って編む
ムシロのことなんだけど、他に呼びようがないのでコモと呼ぶことにした。どんなものかと
いうと、材料が一昨年まで玄関のこげの日よけに使っていたヨシズをばらしたもので、本当
なら『ミニミニヨシズ』となるのかな。私はコモを編むのが初めてなので、おばあちゃんに
手ほどきをいただくことにしました。とはいえ、ばらしたヨシズの半分はおばあちゃんの
山野草の日よけに『ミニヨシズ』を編んで下さいと進呈したのだ。
①
材料の古ヨシズを1メートルほどにカット。ヨシは太さがいろいろでこれなら スダレより
も一本一本の隙間が大きく、適度に鉢に光も入り~の、日陰もできるという寸法だ。鉢は
二つあり、二日あればできるだろう。
②
これはコモを麻ひもで編んでいくのに使うコロ。正確にはなんというのかわからないのだが
おばあちゃんが「コロ」と呼ぶので師匠にならってそう呼ぶことにした。このコロに編む
コモの二倍以上の麻ひもを巻き、垂らしながら編んでいく。その作業が楽しみ・・・。箱の
中になんでこんなにいくつものコロがあるかというと、それぞれ重さが違うのだそうだ。
もちろんこれはおじいちゃんが木を削って作ったもの。たしかに一個ずつビミョーに重さが
違うので私は麻ひもを三本使って『ミニミニヨシズ』を編むことに。で三個のコロを選んだ
③
さぁ、ここからコモを編む台をセッティングするのだ。これは左右に広さを変えられる台の
間に横板を渡しそこにワラやヨシをあてがい、紐で編んでいく。のだが、準備を終え
師匠に来てもらうなり、「コロはあと三個いるんやで」と注意された、一瞬「へ?」と思っ
たのだが、そういうことか・・要は振り分け荷物のように前後に垂らしてそれを交互に入れ
替えていくのでした!
④
それではおばあちゃんに実演してもらいましょう・・・。
⑤
おばあちゃんが慣れた手つきでスイスイと編んでいくので、早く私も編みたいのだけど
不思議とこのコロを交互に入れ替えてヨシを一本入れながら編んでいく単純作業がおもしろ
く、♪やめられない とまらない・・・状態になるようです。何とか交代したんだけど、よ
く見ると、右端の麻ひもが最初のころより上にいくにしたがって幅広になってますがなぁ~
確認しながら編んだつもりだけど、これでは商売物にはなりません!
⑥
麻ひもの左と真ん中はうまくできたのだが右が・・・、まだまだですね。まぁ、初回はこれ
でいいでしょう。
⑦
出来上がった第一号を鉢に乗せてみました。これなら水面が真っ暗にならず、日差しも遮り
中の水蓮もそこそこ成長するでしょう。じつはもう一つの鉢のスダレを半分に掛けておいた
ら、日差しが当たる部分の水蓮が葉っぱだけ以上に成長し、鉢の半分が埋まってしまったの
だ。日陰の部分は成長が少なかったので、水中が見えないとメダカの姿の確認や、エサを
撒くのに困るのだ。おまけに ヨシでできているので立てかけておける。なんとここまでで
一時間もかからず、勢いに乗って二枚目も編み終えた。
昔はこうしてワラを使って『炭俵』を編んだそうだ。それを『ザツを編む』もしくは『ダツ
を編む』(この辺りザ行とダ行が入れ換わっているそうで)、雰囲気から私は『ザツ』では
ないかとおもうのだけど。ワラでムシロ状に編むと畑の霜よけとかにもなるし、このコモ台
とコロは残しておくとけっこう、歳をとってから遊べそう・・・というか、楽しみに編めそ
うやん。おばあちゃんは以前、ススキの茎の太いのでコモを編んだそうです。古ヨシズも
捨てることなく再利用できました。
けに、一念発起して日よけのコモを編むことにしたんだよ~ん。コモとはワラを使って編む
ムシロのことなんだけど、他に呼びようがないのでコモと呼ぶことにした。どんなものかと
いうと、材料が一昨年まで玄関のこげの日よけに使っていたヨシズをばらしたもので、本当
なら『ミニミニヨシズ』となるのかな。私はコモを編むのが初めてなので、おばあちゃんに
手ほどきをいただくことにしました。とはいえ、ばらしたヨシズの半分はおばあちゃんの
山野草の日よけに『ミニヨシズ』を編んで下さいと進呈したのだ。
①
材料の古ヨシズを1メートルほどにカット。ヨシは太さがいろいろでこれなら スダレより
も一本一本の隙間が大きく、適度に鉢に光も入り~の、日陰もできるという寸法だ。鉢は
二つあり、二日あればできるだろう。
②
これはコモを麻ひもで編んでいくのに使うコロ。正確にはなんというのかわからないのだが
おばあちゃんが「コロ」と呼ぶので師匠にならってそう呼ぶことにした。このコロに編む
コモの二倍以上の麻ひもを巻き、垂らしながら編んでいく。その作業が楽しみ・・・。箱の
中になんでこんなにいくつものコロがあるかというと、それぞれ重さが違うのだそうだ。
もちろんこれはおじいちゃんが木を削って作ったもの。たしかに一個ずつビミョーに重さが
違うので私は麻ひもを三本使って『ミニミニヨシズ』を編むことに。で三個のコロを選んだ
③
さぁ、ここからコモを編む台をセッティングするのだ。これは左右に広さを変えられる台の
間に横板を渡しそこにワラやヨシをあてがい、紐で編んでいく。のだが、準備を終え
師匠に来てもらうなり、「コロはあと三個いるんやで」と注意された、一瞬「へ?」と思っ
たのだが、そういうことか・・要は振り分け荷物のように前後に垂らしてそれを交互に入れ
替えていくのでした!
④
それではおばあちゃんに実演してもらいましょう・・・。
⑤
おばあちゃんが慣れた手つきでスイスイと編んでいくので、早く私も編みたいのだけど
不思議とこのコロを交互に入れ替えてヨシを一本入れながら編んでいく単純作業がおもしろ
く、♪やめられない とまらない・・・状態になるようです。何とか交代したんだけど、よ
く見ると、右端の麻ひもが最初のころより上にいくにしたがって幅広になってますがなぁ~
確認しながら編んだつもりだけど、これでは商売物にはなりません!
⑥
麻ひもの左と真ん中はうまくできたのだが右が・・・、まだまだですね。まぁ、初回はこれ
でいいでしょう。
⑦
出来上がった第一号を鉢に乗せてみました。これなら水面が真っ暗にならず、日差しも遮り
中の水蓮もそこそこ成長するでしょう。じつはもう一つの鉢のスダレを半分に掛けておいた
ら、日差しが当たる部分の水蓮が葉っぱだけ以上に成長し、鉢の半分が埋まってしまったの
だ。日陰の部分は成長が少なかったので、水中が見えないとメダカの姿の確認や、エサを
撒くのに困るのだ。おまけに ヨシでできているので立てかけておける。なんとここまでで
一時間もかからず、勢いに乗って二枚目も編み終えた。
昔はこうしてワラを使って『炭俵』を編んだそうだ。それを『ザツを編む』もしくは『ダツ
を編む』(この辺りザ行とダ行が入れ換わっているそうで)、雰囲気から私は『ザツ』では
ないかとおもうのだけど。ワラでムシロ状に編むと畑の霜よけとかにもなるし、このコモ台
とコロは残しておくとけっこう、歳をとってから遊べそう・・・というか、楽しみに編めそ
うやん。おばあちゃんは以前、ススキの茎の太いのでコモを編んだそうです。古ヨシズも
捨てることなく再利用できました。