こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

神戸行番外編

2010-06-28 05:30:30 | 
長男君と別れ、ナビを明石のホテルにセットして雨の中を走りだしました。強い雨になって

きたけど、串本で感じるほどの勢いでもない。でもここは見知らぬ土地だからナビだけが

頼りなのだ。しかし一般道を走っているとナビから「この先、事故多発地点」というメッセ

ージが幾度となく流れてくる。雨の夜だからよけいに 緊張するのだ(とはいえ、私は助手

席なんだけど)。あまりに「いったいどれだけ交通事故が多いねん!」とツッコミ。

ライトに照らされる前方しか見てないし、いまどこを走っているのかわからないまま、明石

の目的地に着いた。ホテルには駐車場はあるけど埋まってしまうと近所の有料駐車場をあて

がわれる。安いところにしたツキか、その駐車場は一応屋根はあると言うか、暗くて見えな

いが屋外立体駐車場というのか、私達の車の天井部分が丸い穴が開いたスノコ状で、降りる

やいなや雨漏りみたいに落ちてくる。その時携帯のベルが。出るとおばあちゃんが「今夜、

帰ってくるんか?こげが待ちやる。エサも食べずに中にも入らず玄関先で濡れている」と

言う。「今、明石のホテルの駐車場に着いたとこ。明日帰るから。」と傘をさしながら電話

を切る。まったく!泊って帰るって言ったのに。フロントで鍵をもらい部屋に入る。

おとうさんは長距離を運転すると疲れて、大いびきをかくので別々に部屋を取るのだが

二人とも疲れて「じゃぁ」で別れる。私は荷物を置き、テレビをつけボーっとし、浴槽に

湯をためだしお化粧を落とし、ドアの内鍵をかけようとしたらなんかガタガタしてる。ま

中から引っ張ってみてもちゃんと数センチで止まるのでヨシ!と声を出し、シャワーを浴び

ると部屋が暑いので空調のリモコンを押す。押すけど 温度設定は出るけど本体が動かんの

だ。暑いし、窓が開くかと、レバーを押したらグーンと全開していく。へ?ホテルの窓って

全開はせんでしょう。部屋は二階、中庭をはさんで隣のビルが三メートルほど向こうにある

窓を少し開け、涼みながらサッカーを観るけどだんだん眠くなり窓を閉め眠る。夜中の

三時半に目が覚め、また蒸せるので窓のそばに行ってドアをみるとドアの下のすき間に何か

紙が挟まれていた。明日の連絡をおとうさんが入れたのか?と思って読むとそこには・・・

『ドアに鍵が差し込まれたままでしたのでフロントでお預かりしています』・・・あ!!

あまりに疲れたのでドアを開けて鍵を抜くのを忘れたようだ!時間を見たら11時43分と

なっている。その十数分前は起きていたのだが、きっとノックしたのかもしれないけど、私

にしてみれば 爆睡中だったようだ。よく、中から内鍵をしたもんだわ。と自分に呆れなが

ら、今度は眠れなくなってよく見たら テレビも点けっぱなしで眠ったようでした。

翌朝、雨も上がったようで田辺の友人にメールを入れたところ、「明石のアウトレットへ

行っておいで」と。はて、それがどこにあるのか、ホテルのフロントにある案内書には

明石市内の観光スポットがあるけどアウトレットは書かれていない。「それはどこ?」と

メールを打ったけど返事が来ず、出発することに。場所の名前も名称もわからないから頼り

のナビに訊ねてもみつからない。やっと来た返事は「明石大橋の近くと、もうひとつは三田

にもある。どちらも20分くらいで行けると思う」・・・帰り道なら大橋やね、と大橋を

目指し走ると、道路を無謀に横断する人の多いこと。「これならナビで事故多発地点と警告

されても仕方ないなぁ。兵庫は全国でも交通事故がおおいもんなぁ」とおとうさんは納得。

しばらく行くと『マリンピア神戸 三井アウトレット』という字が。「こっちみたいやから

行ってみようか」・・・でもまだ9時半。駐車場で待つのかな?と思ったけど皆、車から降

りて歩いて行くのでついて行くことにした。



改札ゲートとかはなく、10時の開店で建物の玄関が開くらしく、人々は各々行きたいお店

のある建物に歩いて行くようだ。行くところはないのでとりあえず、ヨットやボートが係留

されているのがよく見える≪お子ちゃまスペース≫にある階段に座る。何人かの男性がなぜ

だかしんどそうな、明らかに所在ない様子で煙草を一服や、この周りをウォーキングかラン

二ングしたのか首にタオルをかけた人や、疲れた人ばかりが座っているような感じ。

タイヤがつながっているところが≪お子ちゃまスペース≫でいわゆる動くキャラクター人形

のところだ。カバーをかけているので中身がなにかはわからないけど、小さい女の子が両親

と通りかかり、「あ!」たぶん目がキラキラ輝いてるんだろうなと思い、会話を聞いてみる

と父親がすかさず「まだお店が開いてないんだよ」「でも~」「ほら、アンパンマンが歩い

て来たよ」「ほんとだ!」・・・まさかアンパンマンの着ぐるみか?と振りかえるとガラガ

ラ音をたてて、二頭身のアンパンマンがお店の人に背中を押されながらやって来た。この

場所で動かされるアンパンマンか、きっと買い物に没頭の母親から離れて子守りをする父親

が集う場所なんだろう・・・と観察した。私達も お店のある建物に行きベンチに腰掛けて

いると、中国語を話す二人がとおり、そのあと韓国語を話す女の子がとおり、みんなここで

安い外国製品を買うのかと関心をだき、自分たちは何を買いにここにきたのか?

 中のお店は、ブランド物のお店でまぁ目の肥やしにでも・・とウィンドーを覗いても、飾

られた服は、みんな私が二十代の体が小さい頃ならなんとか着ることができる服もあるだろ

う~というものばかりで、最近成長しているから着ることも、ましてやお店に入るのもはば

かれる。仕方なくおとうさんがゴルフのレインコートと手袋をみる・・・というので、ナイ

キやスポーツのお店を回る。回るがおとうさんは買わない。ケチだ!父の日だし買ってあげ

ると言っても買わないので、けっきょくお土産のチョコレートを買って車に戻った。

こういうところは、「バッグを買いたい!」とか「○○を買う!」というはっきりした目的

を持って来ないと、私達のように「なにかあるやろ~」では買い物できない。お金は持って

いたのに残念だ。そのように友人にメールすると、彼女たち夫婦は教師だからスポーツ・ウ

ェアや運動靴は商売道具だから、りんくうのアウトレットに行くという。こっちとは財布の

中身も違うからなぁ・・・。まぁ地元のスポーツ店よりは安いからね・・・。

 帰りはまた来た道を戻ったのだけど、和歌山が近くになって曇りだし広川でいきなり土砂

降り。そういや、友人の息子が金曜日の夜大阪から帰ると言うので田辺の駅で待っていたら

電車が二時間遅れになり、家に着いたら12時になったけど、払い戻しになったんだって。

雨で電車も遅れたのか・・・。ほんと、雨っていややね。

コメント
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