こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

動物病院で

2011-10-25 05:30:30 | いろいろ
きのうはおじいちゃんの通院日で田辺に行きました。ちょうどこげのお薬もきれるので

動物病院に寄ってこれでお薬も終わりになるか、まだ続くのか聞いてきました。

症状は、断然よくなりあんなに赤くなっていたお腹も、薬を服用してきれいになりつつ

赤くなって荒れた皮膚もはがれてきれいになりました。ただ、服用した薬でたらふく水

を飲み、フードもよく食べるようになって 始終お腹がすくのか母屋に行ってはおじい

ちゃんやおばあちゃんの後をついてまわり、犬用ビスケットをおねだりしお座りしたら

お腹がだぼついたように見えます。日に二度のフードは少し量を増やしているけど、

それでも足らないみたいです。これ以上太ると運動もしなくなった今、ただのデブワン

コになるやん。お薬は二週間前と同じものを、同じ量出しますが症状が変わらなかった

ら、飲みきって終わりです。またかゆがったりしたら来てください・・と説明を受けま

した。これで終わるといいけど。


きのうは待合室には二匹のワンコがいて、一匹はこげのようなふさふさの白い毛の犬、

少しおばあちゃんのようですが後ろ足が皮膚病で毛が抜けています。おとなしい犬で

じっと待っています。飼い主のおばさんはこの犬のほかにネコも飼っているらしくネコ

用のお薬とこの犬のお薬ともらって帰っていきました。もう一匹はゴールデン・レトリ

バー。きれいな薄茶色の毛でブラッシングもいきとどいているけど、まだ若いみたい。

じっとしていずに息づかいが荒い。私は今読売新聞で掲載されている『川の光 2』の

タミーという犬にそっくりだな~と思い、見ていました。この新聞小説は前作は

ネズミの親子が住んでいたところが開発によって住めなくなり、新しい住み家をもとめ

途中凶暴なドブネズミたちと戦いながら、生きていきます。タミーという実は女の子だ

けど、自分を「ぼく」というゴールデンに出会います。私は毎朝、子供のための小説み

たいな小説を楽しみに読んでいました。小動物や犬、景色、人間と環境、どこにでも

ありえそうなお話です。その続編はタミーが中心のようです。いきなり、タミーは

クマタカを助けているときに悪い人間によって、連れ去られ繁殖用の犬にされそうにな

っています。そのタミーを救うために前作のネズミや仲間の動物が集合をかけ・・・と

いうところです。挿絵のタミーにそっくりなこのワンコは診察を受け、会計を待つ間に

駐車場でおしっこをし、ウンチをしたと飼い主さんが慌てています。動物病院では

よくあることですが、タミーだと思えばなんか可愛く見えます。そのあと、かごに動物

を入れたおばあさんがやってきて何やら受付で話をしています。「あしたのお昼ごろ

連れに来ます」と言ってるのでお泊りかな?と思っていたらおばあさんが私に「ネコを

捨てに来て(家の近所に)、エサをあげてもやっぱり死んでいくのもあるけどこの子は

死なずにいるけどね、お腹を切るの。かわいそうだけど、こうしてやっと捕まえるくら

い慣れたの。エサはもらうけど近寄らない子がいっぱいなの」といきなり言います。

「家にも飼い猫がいたので飼えなかったけど、やっと飼えるようになってお腹をきる

の」・・・・どうやらおばあさんの近くに捨て猫が多く、みかねてエサを与えているけ

どなつかないネコが多く、時間をかけてこのネコがやっと捕まえられるくらいになつい

たということだ。きっと避妊手術か去勢手術をするのだ・・と思ったのだ。野良猫に

エサをあげるのは感心できないけど、ネコの好きな人は見ないふりはできないみたい。

飼い猫がいたのですぐには飼えなかったけど、というのは死んでしまったのかな?とも

思うけど、なつくまで頑張ったのかも。ちゃんと手術もするのだからいい人なんだ。

エサだけやって 野良猫を増やすばかりにする人もいるけど日本は動物愛護というのが

いまいちハッキリ確立できてないからなぁ。

 おばあさんはしきりに「かわいそうやね。かわいそうやね」とカゴを擦っている。

じゅうぶん、ネコは幸せやと思うよ。ノラでなくなるんだから。



 『還暦』ではないけど、新しいレインコートを買いました。こげはこうして雨の日、

カッパを着るときはちゃんとお座りして態勢をとるんだ。
コメント
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