彼岸花
このところ、パッとした話題もなく日々がなんともかんともダラダラとすぎていくよう
な気がします。しなくちゃならないことは山とあり、でもすんなりと動きだせない。
とりかかろうとすると、きまってなにかとおばあちゃんが用事を言いだす。私は毎日
出かけて買い物など行かずにすませたいのだが、「きょうは買い物にいかんの?」と
言ってくる。いまにも必要なものがあるのかと思いきや、べつにきょうでなくても
いいようなものがほとんどで、一緒に買い物に行けば家に帰ると、もうお昼近くにな
るのも毎度のこと。半分記憶が遠くなりつつあるおじいちゃんの相手も、何十年も
連れ添っていても「だぁ~」となるのもわかる。判るけど私も私の生活があり、本当
ならもっと違うところで暮らしていたかもしれないのを、こうしてここにいること自体
こっちが「ぎゃぁ!」と叫びだしたくなる日もあるのだ。言えばすぐに車を出すと
思っているふしがある。乗りたくない日もあるのだ。自分は友達のところへ行ったら
お昼まで話しこんでくる。出て行ったらしばらくは帰らない人だ。その間、私は留守
番をし、出かけられない。頭がポン!と弾けていきそうなくらいイライラする。この
家から開放された人は、楽よね~と・・・・・
おっと、タイトルが≪たまりに溜まる≫で、たまった画像フォルダの写真を載せる
つもりが、夕食後の姉からの能天気な電話で私が切れたようだ。亡くなった次姉の娘
が先週結婚披露宴を執り行った。私の姪であり、おじいちゃんたちの孫であるけど、
出席は辞退したので、式後姪が携帯に写真を送ってきたけど、ソフトバンクだから
私の携帯では開けず、メールで「こっちにきたときに写真を見せてもらうわ」と返事し
たのだが、新宮の姉にも送ったようで、姉も「見られない」と返事したらパソコンに
見ることができるように送られてきたから、それをおばあちゃんに見せてあげて、と
電話をしてきた。「でも400枚あるけどね」って、おいおい、そんなもんDVDで焼く
とかしないのか?400枚もおばあちゃんの横に座って私が見せなくちゃならないの
か?新宮におばあちゃん達を送りつけたろうかと・・・。「こっちも忙しい。週末に
息子夫婦と孫と向こうのお母さんがやってくる」ってそんなんしったことないわ。
で、その結婚披露宴の写真を見た・・・写真ってこれは、動画撮影を一枚ずつにした
もののようで、同じ写真が何枚も続く。少しずつどこか変化してる、パラパラ漫画みた
いな感じ。写し手が若者のせいか結婚した両人とその友達ばかりが写っている、もち
ろん知らない人ばかり。両家の親しか年配者がみつけられない、なんとも変な結婚披露
宴の写真だ。なんかこの間の 人前結婚式のほうがよいように思うやん。ま、だいたい
結婚式や子供の写真などは、当の本人達が見て喜ぶだけのもんやしなぁ~。
彼岸花(白)
この間の台風が去ったあと、こげが散歩から帰ってくるのを外に出て迎えようとして
私の車に向かってなにか、近寄るものがいた。よく見たらダンゴクやん。牛ガエル?
ゴトビキガエル?こいつを屋敷内に入れると病人が出るといつもおばあちゃんが騒ぐの
で、急いでなにかで確保して捨てに行かねば・・・と、タモを探すけど「あ、あれは
破れてたな」とミニ熊手とほうきを手に車に近寄ったら、いないやん。あぁ見えて
結構足が速いのか?と車のしたを覗きこむとなんともう前輪のところまで歩いて来て
いたので、思わず後ずさりをした。
前におばあちゃんがタモに入れて川に捨てたら、戻ってきたので再度捕まえてタモを
ブンブン振りまわして捨てたという。そのまま捨てたら戻ると言ってきかないから、
私もちょうど水も出てるし、流れて下流に流れ着くやろ・・・と熊手に乗せ(乗せたら
お腹を上になってしまい)ほうきで飛び起きないように押さえて川にかかる橋まで行く
と、水量はそうないものの濁って流れがあったので「もしかしたら石に当たって死ぬか
も」と思い、岸の草むらに放り込んできた。それから姿は見てないので、戻ってこなか
ったんだと思うことにした。
ぼんくらさんが 別邸の近くに佇む案山子を撮影していたけど、よく似たものは母屋の
庭にあるし、立てかけたものは台風で頭が下になっていました。うちのも何年か前には
たんぼで案山子となっていたけど、効果があったのかどうか・・道行く人が不気味が
っていたけど。
お嬢さんタイプは
日焼けして肌がまだらだわ!美白しなくちゃ
お坊っちゃんタイプは
キャディさんみたい
どちらもおじいちゃんが床屋さんで貰った「頭」。カットの練習頭かな?
≪たまりに溜まった≫私のイライラ、秋のせいか更年期のせいか・・・