こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

山にいこうよ

2012-10-22 05:30:00 | いろいろ
おっと、写真が小さくなりました。これは小栗主演映画『岳』のワンシーン。瞬間の

顔はイマイチなんだけど、写したかったのがこのキャップ。最初、映画館で観たときに

も「あ、この帽子いいやん」と思った、思っただけだったのが、CS放送で再度見、

また先月地上波でも放送していたのを見て「やっぱ、これいいなぁ」と思っていたのだ

それから、(地上波で観てから)どこかで売ってないかって思うようになり、検索した

んだよ。どう調べていいかわからず≪映画『岳』で小栗が被った帽子≫と打ってみたら

何とすんなりヒットしてでてきたのだな。おまけにいくつか下には自分が書いたブログ

記事も出てきていて、「おっと~!」とびっくりしたのよ。

 このキャップは「カブ―」という会社のものだという。なら、昨年の映画で使われた

ものだから無いだろう・・と楽天市場で探したら、写真付きで載ってる載ってる。

「おっしゃ~、これなら購入できるやん」とまぁ、帽子一つでも結構するなぁ、とは

思いつつ、「この値段なら落石とかの事故でヘルメット並みの防御ができればいいのに

その機能はないのね」と非常に残念だ。しかし、クリックしても「売り切れ」ばかり

だ。やはり、ここ数年の山ガールブームで売れたのだな・・。残るサイズもLサイズ。

なんやぁ・・・やはり「にわか山おばさん」には縁がないのか、どのショップもなぜ

か、いや当然のことながら小栗が被ったこの色のが「売り切れ」なのよ。他の色なら

少しはあるけど、このさい仕方ないか色違いでも。と探すのにも疲れたのでいよいよ

購入のためにサイズや希望色をうちこもうとしたとき、また大きなショックに襲われた

のだ。なんと、このキャップの頭周りのぐるりに描かれた柄が「どれになるかわかりま

せん。おまかせになります」って、どういうことだ~!生産工場ではいろんなパターン

でこのぐるりの部分を縫製・装着をしているので被る部分は希望色でもぐるりは希望に

そえない・・ということらしい。え~って、そんな・・・お客のニーズに応えない主義

なのか?さすがアメリカの会社やな。客に媚びは売らない、こちらに従えということの

ようだ。私は、「くくっ、小栗が遠なった」と落胆しまくっていた。でも、毎日あの

キャップいいよなぁ・・と思い続けていたら10月14日日曜版読売新聞に


              ✿ 山に行きたくなったら

≪✿山に行きたくなったら≫という見出しで 小栗の『岳』が紹介されていた。タイム

リーやん!とうとう私の思いも届くようになったのか?と思ったくらいだ。そぅ、たし

かにそこに書かれているように「こんなでかいクレバスが日本にあるのか」と思えるよ

うなシーンもあった。原作のコミックではもっと悲惨な山岳事故のオンパレードとある

から、映画は少しはきれいに纏めたのかもしれないな・・。映画の中の風景は、雪が

あり空が近くに見え、あそこまで登れたらさぞかし気分爽快だろうな。金曜日の夜、

NHKで兵庫県の氷ノ山(ひょうのせん)にいまや女優になった濱田マリと俳優マギーが

初登山をしていた。整備された山道でも三時間はしんどいかな・・・でも 楽しそうや

ん。二人はカブ―のキャップは被ってなかったけどね・・。記事の最後には「紅葉シー

ズンまっただ中、山に登りたくなったら、まずはこの映画を見ることをお勧めしたい。

その上で、天候や装備の確認を。そして、なにより、山をなめていないか、自問したい

・・・とあります。なめてない、なめてない。毒蛇は出るし道に迷うかもしれないし、

心配事はそれこそ山に登るくらいあるわ!でも、その向こうに小栗が「また、山におい

でよ」とあのわざとらしい笑顔で手を振ってるんだから、しかたないのだ・・・。


記事の下欄に『もう1本』として≪聖職の碑いしぶみ≫が紹介されている。この映画も

私が若かりし頃、当時人気絶頂だった三浦友和が出演するというので製作途中の様子を

ワイドショーだったかで見た記憶があったけど、実際には鑑賞したことがなかった。

ブログを始めて最初のお友達の長野のsh5986 さんが長野県のかたで 信州の山の

写真を載せているのを見てきれいなとこだと思っていた時に、CS放送で≪聖職の碑≫を

観た。主演は鶴田浩二、原作は新田次郎で大正時代に実際に中央アルプス・木曽駒ヶ岳

で起きた長野県の高等小学校の集団登山における遭難事故を題材に、引率した校長の

(鶴田浩二が演じていた)『山が人を育てる』と考える生き方が胸を打つ・・とありま

す。子供たちは登山の途中で食事をとり、休憩の間仲間と遊び楽しく過ごしていたけど

山の天候が急変し暴風と豪雨で山小屋に避難するも、屋根は吹き飛びムシロやゴザで

体を温めようとする。この時はまだ『八甲田山』の映画はできてなかったと思う、それ

より少し悲惨さは少ないけど倒れて行くのが子供たちなのだ。ラストに現在(1978

年当時)の駒ケ岳に向かうところに遭難事故の慰霊碑が映し出されてくる。昔は、天候

の急変や、身支度も、連絡手段も何も対処できないというのが現実で、何事もなく下山

できたら幸運なことだったのだろう・・・そのことを頭に置いて、山に挑むことだな、

と、私のようなそんな高い山にも行けない素人ですが、小栗よ!誘ってくれへんかなぁ

コメント
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