柿をついばむメジロ?
それは昨日のこと。真夜中の3時42分・・・それまで一度眠って目が覚め、寝られな
いので一人で深夜映画鑑賞をして2時半過ぎから眠りに入ったところだった。
リンリンリン、リンリンリン、リンリンリン どこかで電話のベル音が・・・音が
小さく聞こえるので「携帯電話か?だれの・・・私のか・・・」隣の部屋に置いている
携帯に飛びつき「まさか子供の誰かがなんか、よくない?ことか」と蓋をあけたら
≪公衆電話≫と表示され、リンリンリンと鳴り続けている。私は知らない人に携帯電話
の番号は知らせていない。電話帳に入れた人の名前が表示されているのを確認して
電話をとるか、いまはもう電話番号を覚えられないけどかすかに覚えているひとの
固定電話からしか出ないことにしている。こんな真夜中 しかも公衆電話からわざわざ
かけてくるのが怪しい。無視を決めたら パタッと切れた。布団に戻りかけたらまた
鳴りだす、ので、また無視していたら24回コール音をして切れた。しかし、頭の中で
「あの子たちに何か事件がおこって、持っていた携帯から「お母さん」の番号をみつ
け誰かがかけているのかもしれない。でも いたずら電話かも、こんな時間やし。
えぇい、知らんわ。と目を閉じたらまた鳴りだす。さっきから3分しかたってない。
やっぱり事件?でも公衆電話というのが怪しい。鳴り続ける携帯を敷布団の下に忍ばせ
たけど、やはり耳につくくらい呼び出し音が鳴るので、うるさいから電源を途中で切っ
た。
そのあと、こげが部屋に入れてくれと鳴き声を発したので起こされて、携帯の電源を
いれると、メールが入っていた。クリックしたらそれはSMSメールを受信しはじめ、
「なんやそれ?」と目をこすりながら見ていたらさっきの≪公衆電話≫からかかった
電話の時刻を表示した。んなもん、知らんがな~SMSってそんなことなん?で、だ、
また4時28分に電話が鳴りだした。うるさい、やはり≪公衆電話≫や!どこのどい
つじゃ!とブツブツ言っていたら おとうさんが起きてしまった。「さっきから携帯
に≪公衆電話≫表示でかかってくるんや」というと 「ワンギリか?」と鳴り続ける
ベル音に「そうでもないか・・・時間帯が時間帯やから出てもいい時間に出てみたら」
あのですね~出てもいい時間っていつだ!私は無視して鳴るだけ鳴らしていたら、
自然と切れ、再度鳴り続けてまた切れて、3回目も数回鳴って切れた。あきらめたよ
うだな・・・しかし、心配の思いは頭に残っている。もう眠るどころではなくなったの
で起きることにした。そうしたらまた鳴りだした。おとうさんが「もう出てみたら?」
と言う。しつこく鳴り続ける電話に、やはり何か事件でも起きてるのかもしれないと
思ったのかもな。でも、それはふすまの向こうからで、「おぅ俺が出たるわ」という
事ではないのだ。意を決した私は「・・・はい。・・・だれ?」「え?」その声は
若者だ。それも「え?」と言ったきり沈黙してしまった。「もしもし誰?」と再度
尋ねたら「。。。ダイキ?・・・」「だれ?」と言ったら「プープー」とどうやら
電話を切ったようだ。「いったいなんなんや!!間違えたら謝らんかい!」と私は
自分の携帯に怒鳴ってしまった。かけた若者はダイキって連れか兄弟に電話したのに
やっと出たら「おばさんかい!」だったのだろう。それにしても 若者は携帯を失くし
たのか、忘れたのか、壊れたのか記憶で慌てて公衆電話に走ったのかもしれない。
朝の3時4時に友達を叩き起こしたら女が出た、一瞬「ダイキの彼女か?」と思ったや
ろな、はいはいすみませんね、おばさんで。まったく「どこのダイキじゃ!!」
いろんな情報が入った携帯が不具合とか紛失とかだと 一人ひとりの電話番号なんて
覚える気もないものね。べつにさぁ 真夜中にベルを鳴らす必要、あんの?無関係の
私は、抗議するにも公衆電話表示じゃ文句言えんでしょ。でも、公衆電話がよくみつ
かってよなったね。おかげで、きのうは夕食後、あくびが出て死にそうやったわ。
完全に寝不足や~。間違い電話をかけたら 一言「間違えました、すみません」と言え
よな。