LDLコレステロールについて調べてみました。
興味深い記事があります。
生活改善をしつつも、こうした情報を理解して、健康管理をしなければ・・・
と思いました。
しかし・・・・
どうなんだろう
話半分に聞いても、不思議です
こうしたことって、誰も教えてくれませんねえ・・・
昨日も消化器内科で、危うく薬を1ヶ月分以上勧められそうになりました。
個人病院の資金源・・・・・・なんだろうなあ・・・・
まぁでも、摂生して体を動かすこと自体はやらなくちゃね
うんうん
******** 以下 HP等よりの抜粋です ********
抜粋1 健康関連のページより
LDコレステロールに異常値を計測した場合・・・・・
LDL(悪玉)コレステロールが高いけれど、HDL(善玉)コレステロールが基準内なら安心してもいいかもしれません。
病気の場合、LDL(悪玉)コレステロールが高くて、(善玉)コレステロールは基準より低くなると思います。
コレステロールはあなたもご存知のように、LDL、HDL、VLDLの3つの成分に分かれていますが、LDL(悪玉)コレステロールは、肝臓でつくられたコレステロールを各臓器に運ぶ働きをしている低比重リポたんぱくのことです。
LDLコレステロールは、細胞内に取り込まれなかった余剰なコレステロールを血管内に放置し、動脈硬化を引き起こす原因となるため、「悪玉コレステロール」と呼ばれていますが、血液中の総コレステロールの2/3はLDLコレステロールが占めているので、コレステロール総量が多い場合は、LDL、つまり悪玉コレステロールが多いと考えられます。
検査も、前日にコレステロールの多いものを食べた時などは、数値を高くなるので、一回の結果からは判断できないでしょうから,数度検査してやはり値が高ければ考えることが必要になってきます。
よく薬を飲む方などは、薬を飲んでいなかった時期があると、甲状腺ホルモンが多い時にコレステロール代謝が多くて、体がコレステロール生産を多くすることもあります。
その後、薬を飲むようになりコレステロール代謝が減る場合は余ったコレステロールかも知れませんが、1年くらいコレステロールが高くても、血管が切れるような影響はないそうです。
抜粋2 健康関連のページより
「高コレステロールは危険だ」を信じますか?
今までの日本でのコレステロール値の主な基準は、日本動脈硬化学会が2002年に発表した「動脈硬化性疾患診療ガイドライン」だったそうです。
それによると、血液1デシリットル当たりの総コレステロール値が220mg以上、悪玉のLDLコレステロール値が140mg以上の場合は、高コレステロール血症と診断されるとしてきました。
ところが、この基準には大きな疑問が提起されてきました。
なぜなら、さまざまな研究によって、総コレステロール値が低すぎると逆に死亡する危険度が高まることが明らかになったからです。
たとえば、全国300地区で30歳以上の男女計9726人を14年間、追跡調査した研究報告があります。その結果をみると、総コレステロール値が240~260mgの時に、総死亡率は最も低くなっています。
そして注目するところは、総コレステロール値が160mg未満のときに総死亡率
が最も高いということです260mg以上になると、総死亡率はまた上昇に転じています。
また、欧米化した食生活をしているハワイの日系人の男性8000人を対象に9年間にわたって行なった追跡調査でも、総コレステロール値が210~239mgの人の死亡率が最も低くなり、総コレステロール値が低くなるほどガンによる死亡率
が高くなっているそうです。
このような、多くの研究結果から、総コレステロール値は250mg前後の人が病気になりにくく、死亡率も低いといえるようです。ですから、薬などでコレステロール値を下げすぎると、ガンや自殺、ウツなどが増えやすく、短命にもなりやす
いことがわかっています。
じつは、2010年の2月に日本動脈硬化学会では、高コレステロール血症の診断基準を改定しました。具体的には、総コレステロール値220mg以上という従来の基準をなくし、悪玉のLDLコレステロール値が140mg以上という条件だけを、診断基準にしたのです。
しかし、この基準では、総コレステロール値にすると、220mgくらいに相当し、結局は何も変わりません。
あなたも総コレステロール値や悪玉のLDLコレステロール値が高めでも必要以上に心配しないでください。
特に女性は、更年期以降の総コレステロール値が自然に上昇しやすいですが、動脈硬化による心臓病のリスクはあまり高くはなりません。
抜粋3
毎日新聞ニュース 9月3日(金)16時47分配信より
動脈硬化の原因の一つとされるコレステロールについて、日本脂質栄養学会(理事長=浜崎智仁・富山大学和漢医薬学総合研究所教授)が「総コレステロール値またはLDL(悪玉)コレステロール値が高い方が総死亡率が低い」とする研究成果をまとめた。3、4日に愛知県犬山市で開かれる第19回日本脂質栄養学会で発表する。【青山郁子】
日本では狭心症などの持病がない場合、血中のLDLコレステロール値が140ミリグラム以上で高脂血症と診断される。日本動脈硬化学会が07年に定めたもので、厚生労働省や多くの医療現場が基準値として採用している。
浜崎教授らは、東海大学が神奈川県伊勢原市の老人基本健診受診者(男性8340人、女性1万3591人)を平均7・1年間追跡した調査などを分析。男性ではLDLコレステロール値が79以下の人より、100~159の人の方が死亡率が
低く、女性ではどのレベルでもほとんど差がないとの結果を得た。
また、茨城県などが冠動脈疾患や脳卒中の既往歴のない男女約9万人(40~79歳)を対象に平均10・3年間追跡した調査でも、冠動脈疾患死とコレステロール値との因果関係はみられなかった。
これを受け脂質栄養学会は昨秋、浜崎教授を委員長に「長寿のためのコレステロールガイドライン策定委員会」を設置。「特別な場合を除き、動脈硬化性疾患予防に(コレステロール値)低下目的の投薬は不適切」などとする内容を盛り込むこ
とを検討している。特に投薬治療を受けている患者の約6割を占める女性は、閉経後に平均値で30~40ミリグラムは上昇するとされ、基準値に男女差がないことも問題視している。
今後は各方面の意見を聴き、来年度に学会として正式なガイドラインを発表する予定。
浜崎教授は「日本でコレステロール値を下げる薬の売り上げは年間約2500億円。関連医療費も含めると7500億円を上回る。この中には多額の税金も投入されており、無駄と思われる投薬はなくすべきだ」と話している。