天気の子を観てきた。
主人公の決断
それは、なんというか象徴的で
突き抜けて、ありえないくらいなスケール
でも、つきつめてみると
自分たちのために生きるのか、周りに遠慮して生きるのか
その二択を突きつけられている気がして。
そのときには、どんなに絶望的にみえても、
選択肢がないようにみえても、
突破口はどこにでもあるし、
自分のために。自分が大切なもののために生きることを選択すれば、きっとなんとかなる。
そういうことを伝えてくれる映画だった。
雲の描写、雨の描写、花火の描写に空の描写
景色の素晴らしさが花を添え、児童相談所や家出児童の生きづらさを、地味に伝えてくれる。
現代社会において、見過ごされがちな、若者の生きづらさに対して、真正面から描き出しつつも、メインテーマからブレず、観終わった後にも嫌な感じを残さない工夫がなされている。
あくまでも自然に、でもだからこそメッセージ性は高い。
なんというか、この監督、好きになった。
ああ。観て良かったと思えた。
二列目で観て、迫力が素晴らしかった。
映画のエンドロールまで、誰も席を立つ人が居なかった。
8歳の下の娘は、拳銃をみてもあまりわからない様子だったかな。
怖がってはいなくて、泣き出したりしなくて助かったんだけれども。
あまり、下の娘には、何が言いたいのかは伝わらなかったみたいで。
ひたすら景色の絵が綺麗だったのと、天気予報が見たくなったと言っていたのが印象的だったかな。
追伸
CATSの映画版、やるらしい。
観たい。観たすぎる。(^^)