オットボックジャパン様への要望について
昨日アップした、3R106の報告書に対するお礼と、求められた報告に対する意見について、少し遅くなったが返信することにした。
以下がその内容。
長い目で見て、オットボックさまが筆頭になり、業界を牽引するようなサービスの向上に舵を切っていただけることを期待します。
以下、送付した文書
義肢装具士様
オットボックジャパン様
本日お電話を頂き、改めて、レポートを読み直しました。
非常にわかりやすく、最大限の誠実な対応だと感じます。
心から、ありがとうございます。
年末にいろいろあり、お礼が遅くなりました。
改めて、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。
さて。
本件で感じたことを義肢装具士様に聞かれましたので。
少し書かせていただきます。
参考になれば幸いです。
私たちユーザーには、いろいろ知らないことがあります。
とくに、義足を使い始めて間もない頃はそうですし、忙しい生活の中で、そんな暇がない場合もたくさんあります。
そんななかで、今回感じたことは、
メーカーさんにはおかれましては、
義足の支給制度によるメンテナンス期限や部品ごとの正確な保証期間、部品ごとにどの部分が調整可能な箇所でどの部分が触っては行けない箇所なのか。
どこがよく壊れる箇所で、どこが普通なら壊れない箇所なのか。
トラブルがあったとき、どんな場合が致命的で、どんな場合がそうでないのか。
これらの情報が、当たり前にメーカーから、全てのユーザーに、部品支給の都度、紙資料で与えられるとありがたいなと感じます。
また、義肢装具士さんには、
患者の状態にかかる義肢ごとの調整のコツ、患者の義肢の組み合わせによるメリットとリスクの説明、緊急時に患者自身で行っていい義肢の調整範囲とそれをした場合のリスクなど。
他にも、患者の義肢ごとの保証期間、サイズや型番の整理と、義肢を使用し始めてからのそれらの経過表みたいなものやそれを元にした義肢のメンテナンス計画、義肢の修理計画なんかもあるといい。
これらの情報が、義肢装具士の経験や義肢製作所の会社によらず、当たり前に全てのユーザーに紙資料で、義肢の修理の都度、与えられるとありがたいかな。
部品の故障に関しては
メーカーさんには、緊急時の予備の確保をお願いしたい。
また、メンテナンス依頼があった際、その依頼について、個別のトラブル報告がなかったとしても、全てのユーザーに対して、直接なんらかの方法で、聞き取りを積極的におこない、状況を把握することにより、義肢の使われ方やトラブルを早期に発見し、商品の改善に繋げていく姿勢が問われているのではないかなと。
ユーザー向けのお客様窓口もないですし、ユーザーとしてはメーカーに話をしたくてもできないのが現実。
義肢装具士さんや義肢製作所が千差万別である以上、メーカーも努力していかないと、ユーザー目線での商品開発は不可能かなと感じます。
ターンテーブルを娘のように使うことによる日本におけるメリットは非常に多いとも感じていて、
それを選択肢にいれた、日本文化に即した商品開発なども、きちんと聞き取れば、あるいは要望も出てくるように思います。
なんというか、ユーザーは受け身の人が多く、多くを望みません。メーカーや義肢装具士さんに恩義を感じていて、多少のトラブルは我慢する人が多いですし、他の義肢装具士さんと比較する機会も、メーカー同士を比較する機会もない。ましてや、自治体によりかなりな不公平があるなかでは、それ以前の問題も発生しています。
色々書きましたが、
今回のことで、きちんと申し出れば、やはりきちんとした対応をしていただけるんだなと、感じました。
ただ、
娘自身が、義足を一生履いていく中で
強く申し出なくても、当たり前に、さまざまな情報を得ることができ、当たり前に今回のような対応が自然となされるようになると、親としては安心して老いて死ねるなと。
そうしたことを感じました。
長文失礼いたしました。
ドイツの本社で対応いただいた方々にも、どうかよろしくお伝えください。
どうか、今後とも、娘のことを何卒よろしくお願いします