いつもは、技術系だと格下に見られ、維持管理では何もないのが当たり前。
公共のためだといいつつ、さまざまなしがらみの中で、地域を担う建設業者さんに公平にかつ、信賞必罰で仕事を頼み。
なにか災害があれば、時期や時間関係なく呼び出されて勤務
鳥インフルエンザも、新型コロナも呼ばれるが、災害や大雨、台風は皆は手伝わない。
なにか、公共物が壊れるおおきなニュースがあれば、原因を追求。
何か対策を打つようにと仕事は増え続けていく。
皆、感謝こそすれ、自分はそんな役目はごめんだと思うから、成り手がいない。
成り手がいないのに、待遇を改善しないから、無理がかさんで人が病み、どんどん職場環境が悪化する。
そろそろ本当に臨界点、どこではじめに問題が出るか、チキンレースのような状況だ。
公務員の技術系採用は、どこも定員割れ
実質は毎年0.5倍とかじゃないだろうか。見た目の倍率じゃわからないけれども。
技術を磨き、バランス感覚を鍛え、公共の利益のために中庸を選ぶ。
公私混同せず、皆の事情を理解しつつ。信賞必罰と切り捨てずに育てていく視点を両立させていくために悩み。
やらねばならない理想と、自らの時間の限界との天秤を踏まえつつ、やればやるほど激務になるのに、給与が増えるわけでも出世するわけでもない。
こうした役場の仕組み。
たぶん、変わらない仕組み。
いつか,破綻がやってくる。そんな気がしている。
今回の陥没事故。
多分,影響は大きい。
これが、ただ下水だけの、一地方だけの問題だと思ったら、大間違いだ。
土木技術系公務員があげている悲鳴。
私にはそんな気さえしているのだ。
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