みょうが

2006年08月03日 | Weblog

春にはみょうがたけを食べました。みょうがたけは、茎の下の方を、もみ殻とか木の葉を重ねておいて、白くしたものです。

夏にはみょうがの花がでます。咲くというより出ると言った方が実感があります。茎とは別に半ば土に埋もれたように、土の上に出るからです。

            

                  こんなに取れてしまった 

そのみょうがの花がでました。黙ってでているので、つまりいかにも「ここに出てるよー。」と派手な色をして咲いているわけではないので、気づきにくいです。作業をしていて気づきました。みょうがは日蔭を好むので、蚊がたくさんいて、何かゾッとするようなところにありますから、いったん戻って蚊取り線香を、それも三つに折り、その両端に火を付けてからみょうがの群がりの中につっこんでいきました。

           

          大小いろいろ。真ん中のグループは花が咲いたもの

這いながら茎をかき分けて探します。そうでないと、木の葉などに隠れているようにしか出ていませんから。それでも蚊が襲ってきますから、たいへんです。もっとも、しばらくすると、煙がそのあたりに少し漂うようになりますから、居なくなってしまいますが。

           

なよなよとして非常に弱く、すぐにだらりとしてしまいますが、ちゃんと花になっています。たぶん、売っているものにはこの花は付いていないでしょうから、店でしか見たことのない人には珍しいものかも知れません。