インゲン豆

2006年08月13日 | Weblog


インゲン豆は、いま盛りですが、見るたび食べるたびに面白いものだと思います。キヌサヤもそうですが、今食べているこれらは、豆をたべているのか、それともサヤを食べているのだろうか。もちろんどちらもでしょうが、どうもサヤが主のような気がしてなりません。

         

つまり、皮の部分にあたるものが食べる主となる部分です。普通は実が主なので、おもしろいものだと思うわけです。こちらは手なし、つまり、つるなしインゲンです。取るタイミングをのがすと、すぐに硬くなってしまうので難しいです。

         

こっちは、つるありインゲン。こっちの方は雨ではねかえった土をかぶっていないだけ、手が汚れないし、腰を曲げることもないので取りやすい。

いろいろな食べ方があるのが、これまた面白いものです。どういう料理でもおいしいからいいですね。たぶん、地味ながら人気のある豆なのではないかと思います。

インゲンとは関係のないことですが、書きながら、中国の 「 豆と豆がら 」 の話を思い出しました。『 豆を煮るのに、釜の下で豆がらが燃えて、釜の中では豆が煮られています。どちらも同じ根っこから生じたものなのに、なんとひどいことか。』 何を意味するのか、いろいろと考えさせられます。似たようなことを普段してはいないだろうか、、、、。

                              

         

ミニトマト。今年初めて2~3本ばかり手を立ててみました。利点は取りやすいことです。欠点は、脇芽をかいだり、うまく立たせるよう管理が面倒。


     ラベンダーです

   

補 豆と豆がらの話は西暦200年ころの人、 曹植 という人が作った
  七歩の詩 と言われているものです。