毎日、草むしりばっかりしていてもしかたないでしょうから、と奥さんが強く背中を押してくれたので、昨日は久しぶりに出かけて、吹奏楽コンクールを茨城県民文化センターという所に行って、見て(聴いて)来ました。
( 朝日新聞 8月7日 茨城県のページから )
場内は撮影禁止だったので、カメラを持っていったのですが、残念ながら撮れませんでした。いろいろな禁止事項を書いた紙があちこちに貼ってありました。その数により、マナーの悪さ、あるいはマナーを知らない人が多いということが分かるような気がしました。一口にマナーと言っても、それぞれの場所で、素人には気づかないものもありますから、いたしかたないことです。
知っている人が何人か複数のオーケストラにいたので楽しみでした。さすがコンクールに出るオーケストラはすごいです。どこがまずいのか素人の私にはわかりません。
吉野山こぞのしを(お)りの道かへ(え)てまだ見ぬかたの花をたづねむ(ん) ( 西行 )
昼休みに、別棟で書道展をやっていました。これが面白かったです。まず、作品名の下に読み方が書いてある作品がけっこうあったので、素人の私でも 「 あー、なるほど。こんな風にくずしたのか。」 と分かって為になりましたね。
玉藻刈る敏馬(みぬめ)を過ぎて夏草の野島の崎に船近づきぬ ( 柿本人麻呂 )
敏馬 ( みぬめ 神戸市内の地名 ) 野島 ( のしま 淡路島の地名 )
出るときにサインをしてくれというので、その感想をボソッと言うと、「 なるほどねー、参考にしますから。」 と、嬉しそうな顔をしてくれました。それにしても、これくらい上手に書けるといいですね。楽しいでしょうね。もっとも、展示するほどの作品を書くには、そうとうな苦しみもあったのでしょうけど。
一日、ブラスの世界を満喫し、涼しい風にあたって過ごすことができました。
ところで、私の知っている人たちの出たオーケストラは、それぞれ金賞と銀賞を取ったようです。おめでとうございます。