9月23日(土)の朝日新聞朝刊の 「 天声人語 」 には、めずらしくジャズの話が出ていました。この 「 天声人語 」 というのは、もっともこればかりではありませんが、最初は 「 オッ 」 と言わせるような書き出しがよくありますが、結局は政治の批評などになってしまって、「 なんだ、そこへ行く為の導入だったか。」 なんていう書き出しが多くてがっかりさせられてばかりいます。
しかし、今回はちがいました。最初から最後までマイルス・デイビスとジョン・コルトレーンの話でした。1950年代、60年代を中心に活躍した面々。その中の二人ですね。どちらも私は好きです。
左がマイルスの「カインド・オブ・ブルー」 右がコルトレーンの「至上の愛」
(それぞれ試聴できます。)
音楽の話とか料理の話は、実際に聞いたり食べたりしないとピンと来ないところがありますから、あまり深入りした話は止めにしますが、こういう音楽を聞くと若い頃を思い出して、ジンと来るものがあります。音楽そのものに思い出が裏打ちされているというわけです。
「 あの頃はオレも若かったな。」 とか、「よく滅茶苦茶をしたっけな。」 などということを思い出しますね。こういう音楽家たちも、若い頃は若さをしたようで、コルトレーンなどは麻薬にただれていたそうです。記事によると、そのコルトレーンをマイルスがぶん殴って諫めたことがあったとか。なんか、大げさに聞こえるかもしれませんが、彼らは命がけで音楽をやっていたような気がします。気持もハングリーだったので、良い音楽が作れたのかなと思うことがありますね。よけいな話ですが、ハングリーだったころの淡谷のり子の歌もすごかった。伊香保にあるオルゴール博物館で、彼女のSPレコード聞かせてもらってから、大嫌いだった淡谷のり子が好きになりましたよ。
種類は不明 甘さ抜群
大雨が降ったので、合羽を着て作業をしました。蚊がたくさんいましたね。不快指数は100でした。ものによっては待ったなしの収穫もありますからね。もうだいぶ慣れました。困るのは、あと少しで終わるのにナー、と言うときに来客があることです。そういう時というのは、よくトイレも我慢して作業していますから、あ~~~っ つ・ら・い~~。早く帰ってチョーーーー。
新しい早口言葉 : 「 うちに来る客はよくしゃべる客だ 」