山田風太郎という作家の作品に 「 あと千回の晩飯 」 という随筆があります。朝日新聞にでていました。
『 いろいろな徴候から、晩飯を食うのもあと千回くらいなものだろうと思う。 といって、別にいまこれといった致命的な病気の宣告を受けたわけではない。72歳になる私が、漠然とそう感じているだけである。病徴というより老徴というべきか。「 つひにゆく道とはかねてききしかどきのふけふとはおもはざりしを 」 という古歌を知っている人は多かろう。この 「 つひにゆく 」 を 「 つひにくる 」 と言いかえて老いと解釈すれば、人生はまさにその通りだ。 』
人は一生の間に何度くらい晩飯を食べることになるのでしょうか。仮に90歳まで生きるとして、90×365=32,850 です。赤ん坊の時、飲んでしまって晩飯はなかったり、病気で食べられなかったりがありますので、この回数未満になることは必定。多めに見て-850回とすると、三万二千回晩ご飯を食べることになるわけです。大事に感謝して味わって食べなければ。
ハウスのビニールは、ついにこのようになってしまいました。限界なんでしょうね。今日の嵐で、もっと切れ切れになってくれればと思っています。そうすると、ゴミ袋に入れやすくなりますから。嵐はこれからです。
まだ本格的に強風にはなっていませんが、黒い雲の動きが速いです。
門扉は、南風になるということなので、反対側に石をおきました。まだ全然動いていません。たぶん、石はかなり重いので動かないと思います。動いても鈎が引っかかっていますので、大丈夫だと思います。
たとえそれが外れたとしても、内側に来るはずですので、人や車の往来には影響は与えないと思います。
桜はサクランボの花が咲いていました。ソメイヨシノはまだです。今年は河津桜も遅いです。
廃 句
天地荒れ人心荒れて寂しいね
そうだけど花は同じに開くもの
さくらんぼあっけらかんと咲いちゃった
青春は激しいものよ春あらし
千年も万年もよと思うけど 昔も今も