街を歩く

2012年04月14日 | Weblog


 昔の人より、今の人の方がかなり多くのものを持っています。私など、まずパソコンやカメラ、それに携帯電話などからして昔は絶対に誰も持っていないものを持っている。家族全体にしても、冷蔵庫やらストーブ、洗濯機、テレビの電気製品がまず多い。そのほか本や文具から始まりさまざまな生活用具など、一つひとつ挙げきれないほどのものを持っています。

 その反面持っていないものもあります。たとえば、洗濯桶、洗濯板。和服。いろり。へっつい。などなど。でも、差し引き数えたら、きっと遙かに現代人の方が物持ちです。その分だけお金を稼がなければならないし、支出も多くなります。ローンもあるし、銀行引き落としなんていう考えられもしない支払い方法があったり。家計簿は複雑に。

               
             映画 Rio Bravo  (1959年) の Rick (Ricky) Nelson

 高校生の頃、西部劇が流行りました。こんな二丁拳銃を持ったガンマンが出てきて活躍した映画がありました。

   

 私の二丁拳銃はこれです。携帯には歩数計が着いています。これは充電できるので、普通なら電源が切れる心配はありません。
 もちろんカメラも充電式です。ズボンの左のポケットには携帯。右にはカメラです。カメラはブログを始めてから使うようになりました。

 こんなのどうだ。って言うようなきれいな写真を撮ることにはあまり興味がありません。極々普通の生活の写真を撮るのが好きです。きれいな写真はいくらでもあるし、見ていて飽きるのが早いです。生活感のにじみ出たようなものは、「ほほーっ」なんていう気持ちが出てきて面白い。かと言って、感心するようなものを撮ることなどは、素人の私には出来ませんけどね。

  

 先日、私の町の昔からの古い街を歩いた時に撮ったものです。こういう納豆屋さんが所々にあります。ここで作って出荷しているわけです。桜の木の植えられた堤防の脇にありました。

  

 商店街の裏に、こんな石碑が立っています。江戸という地名は東京ばかりではなくて水戸にもあります。水辺だったので、こういう名前がついたのか。あるいは、江戸に立つ出発点あたりなので、この名前がついたのか。今の私には分かりません。

 このあたりは紺屋町とか言う古い名前もありました。染め物屋さんが軒を並べていたらしいです。今も染め物を行っている店があります。

  

 ノビル(野蒜)を食べる時はあまりありませんが、それでも時々は取ってくるときがあります。今のは球が大きめでも硬くありません。エシャロットもどきの感じですね。

 今日は一日中雨がふっていました。気温は高くなりませんでしたが、さすがに今ごろになれば冬の寒さとは違います。しずかな一日でした。

  


       ときはなる山の岩根にむす苔の
                   染めぬみどりに春雨ぞ降る
                                                 藤原良経