花いろいろ

2012年04月17日 | Weblog


     何事も移りのみゆく世の中に
               花は昔の春にかわらず  

 良寛さんの歌ですが、歌の中に変わって行くものと変わらないものが詠み込まれています。変わらないものは不易、変わるものは流行。合わせて不易流行(ふえきりゅうこう)と言います。俳人芭蕉が唱えた彼の理念なのだそうです。相反するようで、根源はひとつと言うのですが、すぐには理解できないことですね。良寛さんより芭蕉は100年くらい前の先輩ですが、変わるもの変わらないものがあるという意識は、ずっと昔からあったはずだと思います。

  

 昔は、花といえば桜。その桜、今日もお堀の桜は満開でした。咲いてから比較的寒い日が続いたので、持ちも良いようです。花は薄紅色に咲き乱れ堀の草青みたり、です。枝の先が木の根元より低くなっているのもあるのではないかと思うくらいです。日によっては、ここで音楽の演奏会が開かれます。夜桜見物もあります。私の町にはあちこちに桜の名所があって、たいへんきれいでうれしいものです。

  

 奥さんの誕生日に、息子から花がとどけられました。部屋のなかがパッと明るくなりました。

  

 こちらはぐっと若いお嬢さん。水戸出身の女性が ミス日本ミス着物 に選ばれて県知事を訪れたというニュースがありました。きれいなお嬢さんの笑顔に知事もちょっとだらしない顔をしていたっけかな~? だめだこりゃ。

  

 キャベツです。これからのキャベツは大変ですよ。もう、モンシロチョウが飛び回っていますからね。青虫との戦いです。蝶が勝つか、私たちが勝つか。今年はどちらに軍配があがるのかな。たいていは負けてしまいますけど。白旗をふるようですね。でも、振っても相手は容赦しないですね。理解しませんから。そうなると、もう泥試合です。