腰痛は、ある日突然ものも言わずにやってきます。そして、しつこく何日も私の腰にとどまって、やがてさよならも告げずに去って行きます。
この際ですから、ゆっくりとのらりくらりと横になって休むことにします。休めという天の命令かなと思っています。命令には従いましょう。
でも、横になってこういう本を読んでいると、いつの間にか夢の世界を彷徨っているのです。この本にはCDが付録についています。書いた人が選んだ100曲がはいっています。もちろん、一枚のCDに100曲も全曲が入る訳はありませんから、数十秒なのか一分くらいなのか、著者が読者に聞かせたい部分なのでしょうが、それくらいの長さで入っています。
これを聞いていると、なるほど良い曲が沢山あるものだなあと思います。どれも楽しいものです。音楽が好きであって本当に良かったと思います。
桃太郎の話に出てくるきび団子。そのキビの種がこぼれたのか、ここに一本でてきて実が生りはじめました。キビ特有のザランとした穂です。これは雀や雉が大好きですから、あとで鳥よけをしなくてはなりません。もちろん、これだけでは少なくて団子などとてもできませんので、来年でも再来年でも久しぶりに作ってみようかと思った時の種として採取しておこうと思います。
さて、話は戻って趣味の話ですが、人により趣味は違いますので、他人の好きなことで自分に関心のないことっていうのは 「 なんで彼はあんなつまらないことに熱をいれているんだろう。」 などと、ふと思ってしまうことがありますが、それはよくたとえられる 蓼食う虫もなんとかやらで、人それぞれですから嘴などさしはさむことは無用ですね。
私は、材木屋の傾向があるので、他人(ひと)の好きなことに関心があります。この人はどんなことをして楽しんでいるんだろう。とか、もし自分が好きになりそうなことであったなら、やってみようかな。そのヒントが欲しいな。なんて思うことがよくあります。
しかし、なかなか新たに始めるには勇気が要ることが多いものです。場合によって時間とか労力、お金がかかることも往々にしてありますから、何か良いものがあったとしても、始められるかどうかは分かりませんけどね。
補
材木屋 = 木が多い = 気が多い
廃 句
ああ暑いあゝ暑いのだああ暑い
こんな日は怠けの快感味わおう
こころ旅あんなとここんなとこ行ったっけ
わが心いつもふわふわさまようなあ
青空の真ん中で行水したいもの