飛び立ちかねつ

2018年06月16日 | Weblog


一日中曇でした。風はこの頃はほとんどが東風で寒いです。夜も寒くて、昨夜は風邪をひいたらたいへんですから毛布を一枚多く掛けました。

今日は、ほぼ一日枝の伐採などをやっていました。午前中は藤の伸びすぎた蔓を切って、その片付けです。片付けるものは何処に持っていったら良いのやら。
考えた末に、裏山の草の上に載せてしまいました。高く伸びる雑草を少しでも抑えられれば良いし、また生えている草の量も多いので少しばかり切った枝葉を載せたところで目立ちません。

体の良いゴミ処理ですね。

  

切った枝葉は、藤・バラ・ヒサカキ(姫榊)・モッコウバラ・ビワ・卯木・それに月桂樹です。それぞれ大きくなりすぎたり、枝を整えたり、つるが多くなりすぎたり、ツンツンと枝がみっともなく乱れて伸びていたりしたものでした。

  

  

一方、これは月桂樹なのですが、こんなに高くなりました。また一本の苗をうえたのに幹の数も増えて、手前の方になりますが隣の土地に高い所でかぶさってきました。
それなので思い切って隣に傾いているものを伐採しました。

  

たった一本の苗がこんなに増えてしまったのです。前部無くするのも寂しいし、かなり風よけになるので半分近くは残すことにしました。
ひょっとすると、この切ったあたりから新芽が出てくるんじゃないかと怖れています。そしたら、付け根のところからポキポキとむしり取ってしまおうと思います。
ときどき見に行かなければなりません。

  

これも切った分だけの処理をしなくてはなりません。これはすぐ脇の草地に被せてしまいました。
このオレンジの線で囲ったところが切った枝葉です。下の方には1mくらいの長さに切った幹が何本もあります。
早く腐るようにといつもしめっている下の方に置きました。

  

こちらでは今がバラの季節です。バラは害虫がついたり病気になったりして栽培しづらいです。
これだけに取りかかっているなら、しっかり管理できるでしょうけどね。なかなか、他の用事が多くてそうはいきません。

  
  半夏生

枝切りばさみや、選定ばさみ、それからチェーンソーを多く使ったので、指の関節がかなり疲れたようです。
またバネ指が起こり、位置に右手中指が内側にガクンと曲がったっきりで元に戻らなくなりました。
そうなると痛いです。痛みをこらえて無理矢理に手の甲の側に左手で戻すとパクンという感じで関節が元に戻ります。
指の使いすぎですね。

  


  
   世の中を憂(う)しとやさしと思へども
              飛び立ちかねつ鳥にしあらねば   山上憶良

         辛い時がありますね。しかし、人には羽が生えていませんので
         どこかに飛んでいくなんてことは出来ませんね

    憂し、やさし を楽しにしていけると良いのですが・・・・・