歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

水戸 「謎の中華そば屋」は!?

2007年05月21日 | 街の風景
昨日の続きです。

今回で、「水戸シリーズ」は「最終回」となります。

「水戸大工町三業組合」の「行く末」を「思慮」つつ、ペダルを漕いでいると、広い交差点に差し掛かりました。

信号機の手前の標識に、「←方向」に「偕楽園」の文字が見えて来ました。一旦は直進して、渡った先で自転車を降り、辺りの風景を見回しながら、どちらに行くか暫く迷っていました。



偕楽園方向を眺めていたら、「鳥居」と「木立」が見えたので、一旦、そちらに向かう事に決定。

神社の辺りに来ると、道の反対側に「白ペンキ」の「地」だけで、文字の無い「制作中」のような「不思議」な看板を発見したのです。


よく見ると、暖簾半分には「中華」の「二文字」、隠れている二文字は当然、「民国?」ではなく「そば!」でしょう。


早速、道を渡り店の前に行き、なかの様子を「それとなく」探ってみました。丁度「お婆ちゃん」が「丼」を、一人の男性客に運んでいるところでした。

入り口近くのテーブルでは、女性が二人「ラーメン」を啜っています。50代と20代の「母娘」のようです。

時計を見ると「2時」を少し回っています。これは「何かある!」と思いました。
この時間に「3人の客!」、これは、もしかして?「その道」では「名の通った」名店では? 

店内の様子を見ると、「色あせたテーブル」が4脚、床は「コンクリ」の「打ちっ放し」で薄暗く、すべてが「町はずれ」と云うか、「村はずれ」の「食堂」の趣。

迷いました。『食べるべきか? 食べざるべきか?』 

立ち止まって、店を眺めていては「不審者」と疑われるので、迷いながら偕楽園方向にゆっくりペダルを漕ぎ始めました。

『あれは単なる田舎のそば屋で、この時間に客が入っていたのは単に偶然だ!』

『いゃ。そんなことはない! この時間に、あの客は、ただ者でない!』

『それにしても、先ほど「天丼セット」を食べたばかりで、カロリーオーバーだ!』

『旨いかもしれない! いや。不味いかもしれない? いや。カロリーオーバーだ!』

数十㍍来たところで『よし!喰ってみよう!』引き返しました。店とは反対側の歩道を走り、店の前に来ると、先ほどの「母娘連れの客」と「思われる」二人が、こちらに向かって横断中でした。

額の汗をハンカチで拭いながら歩いてくる二人。
どうしようか?「そばの味」を「聞くべき」か「聞かざるべきか」。

先ほど「店」で食べていた「客」のようでもあり、「人違い」の様でもあり、迷っているうちに二人は通り過ぎて行きました。

『やっぱり。カロリーオバーだから』と思い直し、店の前を通過して、元来た交差点に戻りました。

それで、それでェー何です! 帰宅後に調べたら、「何とです!」「何とやっぱり!」、あの店は「有名店」だったのですよ! 美味しいそうです。

何とです! 「ラーメンが250円」、「チャーシューメンが380円」、何だそうです。大盛りは50円増し。今時信じられない価格設定です。

昼時は行列が出来、チャーシュー麺は午前中で売り切れるそうです。

残念なことをしてしまった。ネットで見つけた写真です、今回は写真で我慢します。

こんなに「行列」が出来るのです。   


これが「250円」の「中華そば」です。 


そして「380円」の「チャーシュー麺」。チョット「しょっぱそう?」


「中華そば」残念でした。店の名前は「すずき」だそうです。「旨い」が先にあるよと云うよりも、先ず「安い!」、そして「そこそこ旨い」と云う店だと思います。

これで、また「水戸」に行きたくなりました。

この次は、二人でホテル一泊コースです。

「まっ赤なハンコ屋」の隣の、渋い「穴とら屋」で、「日本酒」と「鴨料理」を戴き、仕上げに「すずき」で「中華そば」を戴く。二つの店は歩いても10分ほどの距離です。

ホテルも調べてみました。「水戸、鴨料理に日本酒、中華そばを味わう一泊コース」。かなり「お手頃価格」で楽しめそうです。

最終回だったのですが、「中華そば」で話しが長くなりました。
明日が最終回になります。

  

        宜しくね。  




コメント
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