昨日の続きです。
さて、内部を見学します。チョットその前に「ゴシック建築」のことが「少し気に」なって、チョコット調べてだのですか、よく分かりませんでした。
「教会」とか「大聖堂」とか、高くて「尖った塔」があって、「過剰装飾」の建物って感じなのですが、それを「ゴシック建築」と云うのは「何とか分かる」のですが、この県庁舎が「ゴシック」と云われると「?」ですね。
この県庁舎を「設計」したのが、『置塩 章 (おじお あきら)』と云う人で、大正から昭和初期に関西で活躍し「公共の建物」を多く手がけた建築家だそうです。
「ネオ・ゴシック様式」だそうです。現在残っている代表作は、神戸市の「旧国立生糸検査所」と、茨城県庁舎だそうです。
そっくりですねェ!「検査所」は昭和7年竣工ですから、「県庁」の2年後となりますが、ほぼ同時進行に近いです。「ネオゴシック様式」だそうです。
どこら辺りが、「ゴシック」で、どこら辺が「ネオ」なのでしょうね。この頃は、「構造、意匠、設備」全て一人で設計したのでしょうか?
素人考えですが、一回設計した後は、「敷地と規模」に合わせて「縦・横・高さ」の寸法を少し「いじれば」「OK」みたいに思えます。
まぁ。兎に角です!「建築様式」はあまり関係ないです、「分類」したところで「何も」変わらないですからね。
兎に角です! 楽しいです「旧県庁舎」は、「少しカビ臭く」て、「薄暗く」て、「ひやっと」して、「懐かしく」て、「趣き」があって、なかなか「面白い」ですよ。
玄関ですね。ここは「まあ。そうか」と云う感じです。
入って直ぐの正面ホールと階段。思ったよりも「少し狭い」感じがします。しかし、階段、手摺りには「大理石」が使われています。
茨城県は大理石の産地だそうです。どの辺で採れるんだろう?
踊り場から見た、一階のホールの床は「モダン」です。
この階段の「手摺り」と、「支柱?」「欄干?」って云うのか「どっしり」として「とてもイイ」です。
多くの人の「手」で「擦られ」て、「ツルツル・ピカピカ」になった「石の表面」に「時の流れ」を感じます。「ランプシェード?」も「似合って」います。
ところで、この「三の丸庁舎」何ですが、一階にある「パスポートセンター」を除いては、役所と云うより「関連団体」の「雑居ビル」のようでした。
「観光協会」とか、「NHK文化センター」とか、「茨城大学広報室?」とか、「大好きいばらき県民会議」とか、「茨城県高度情報化推進協議会」とか、そんな組織が事務所を構えています。
それで、この入り口の「案内板」の「無秩序」な「林立」何ですが、「関連団体」の「激烈」にして「陰険」な「抗争」の存在を「窺わせる」のです。
「いばらきサポートセンター」の前に「NHK文化センター」が立ち塞がり、その前に「茨城県観光協会」が立ち塞がり、またまたその前に「大好きいばらき県民会議」が立ち塞がっているのです。
一段ずつに「案内板」を置けば、全てが見えて「来館者」には「有り難い」のですが、何故か互いに「他の団体」の「案内板」を「見せまい」としているのです。
きっと「何か!」あるに違いないです。
善意に考えると、単に「清掃」の際に「じゃま」だったので、作業者が一カ所に集め、清掃終了後に「元に戻す」のを「忘れた」とも考えられますが・・・・・・。
話しが逸れてしまった。
続きは明日また・・・・・・・・・