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この1週間で感じたこと―日本の生産性向上への施策の鍵

消費税増税を前に、8月の消費者態度指数は37.1となり11ヵ月連続で前の月を下回った。中でも特に、住宅購入に駆け込み需要が無い。低金利にも拘らず、トレンドが弱い。それは一人当たり名目賃金が上昇していないのが原因で購買意欲が落ちていると考えられる。その原因は、労働生産性上昇が問題で2010年以降米国は8%ユーロ圏は4%上昇したが日本は1%にも満たないことによるのだろう。生産性向上にはIT投資を促す政策が必要であり、一方、日本では中小零細企業の比率が他の先進国に比べて高いためではないかとも言われ始めている。日本の産業の生産性を改善する政策が進展しなければこの国は持たないし、将来は暗いのではないか。 ESG投資やSDGsが話題になっているが、その内実が日本では形骸化していないだろうか。或いは、災害が増加しているにもかかわらず、その対策が上滑りして2次災害となってはいないだろうか。2次災害を助長させるような無能な中小零細企業の経営者は退出させるべく、災害への経営責任は厳しく問うべきで、それが日本の生産性向上に資する鍵ではないか。ここにこそ、自己責任が問われるべきではないか。 . . . 本文を読む
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