おはようございます。
ゆっくりとした速さの台風が近づいています。
沖縄、九州と横断して各地の被害が少ないことを祈りたいと思います。
関東も朝からしとしと冷たい雨が降っています。
お出かけの方は、雨と寒さ対策をしっかりしてお気を付けてどうぞ。。。
さて、高齢化に伴い、認知症という問題がよく聞かれるようになりました。
2004年に痴呆症から「認知症」に呼び方が改まりましたが
認知症検査で行われているのが
『長谷川式簡易知能評価スケール』といわれる簡易知能検査です。
これは、10分から15分位で行われますが、
1:年齢
2:日時の見当識・・何年、何月、何日何曜日?
3:場所の見当識・・今いるところが、家か、病院か、施設か?
4:言葉の即時記銘・・言われた言葉を復唱してもらい後からまた聞くので覚えていてもらう
a) 桜・猫・電車 b)梅・犬・自動車
5:計算・・100-7は?それから7を引くと?
6:数字の逆唱・・今からいう数字を逆から行ってください。a)6-8-2 b)3-5-2-9
7:言葉の遅延再生 ・・4で言った言葉を再び言ってもらう
8:物品記銘・・見せた物品の名前を言いながら並べて覚えてもらう。
次に隠して何があったか答えてもらう(時計・くし・ハサミ・たばこ・ペン)
相互に無関係なもの
9:言語の流暢性・・知っている野菜の数をできるだけ多く行ってもらう
30点満点で、20点以下のとき、 認知症の可能性が高いと判断されます。
認知症の重症度別の平均点は以下のとおり
非認知症:24.3点/軽度認知症:19.1点/ 中等度認知症:15.4点
/ やや高度認知症:10.7点/ 高度認知症: 4.0点
それでは、介護施設の中で認知症の方のために作られた「グループホーム」ですが、
5人から9人くらいのグループを1つとして、多くても3グループくらいまでが
共同で生活を送る施設のことです。
家事は職員の方と利用者が協力して行います。
要介護1~5の認定を受けて、少人数で共同生活を営むことに
支障のない認知症高齢者が入居できる施設です。