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8月15日より、貝原益軒先生の『養生訓』の一説をご紹介していますが
先生が晩年に著した遺言ともいわれるこの書は、1713年に書かれ、
今年で300年の節目になるといいます。
これまでランダムにお伝えしてきましたように
衣食住や一般の生活習慣についての教えであり、
公衆衛生的な意味や、後世の健康観に大きな影響を与えたと言われます。
私は、今年「伝承医学」を学び、日本の医療史に名前を連ねている
貝原益軒の養生訓を一度は読んでみたいと手に入れました。
少しずつ読み進めながら、ブログに記していますので、
さかのぼって心にしみる一説をさがしてください。
本日は巻第三 飲食 上 「五つの好み」より
- 新鮮なもの、香りのよいもの、もろくて柔らかいもの、
味のかるいもの、性のよいもの、これら五つのものを好んで食べるが良い。
益こそあれ害はない。
これらに反するものは食べてはならぬ。
これは中国の書物にも記されている。-