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おはようございます。
還暦の朝を迎えました。とうとう60回目の誕生日がやってきました。
正直、自分もこの年になったのか。。。という驚きと、一瞬で人生を振り返ったとき
あまりの速さと、いつまでも気持ちは若い頃のまま、
60なんて信じられない。。。こんな想いです。
おりしも本日は懐かしい高校時代の同級生たちと東京駅で再会します。
来年に先延ばしする『還暦旅行』の相談をしながら友好を暖め合います。
少しワクワク致します。
こんなワクワクをこれから日々積み重ねながら、第二の人生をスタートしたいと思います。
そんなわけで、これからの指針にしたい養生訓から
第八巻 養老 「日々を楽しむ」を肝に銘じていきたいと思います。
― 老いてからは、一日をもって十日として毎日を楽しむがよい。
つねに一日を惜しんで一日でもむなしく暮らしてはいけない。
世間の人の在り方が自分の心にかなわなくても、
凡人だから無理もないことだと思い
自分の師弟はもちろん、人の過失をもゆるし、とがめてはいけない。
怒ったり、うらんだりしてもいけない。
また自分が裕福でなく、しかもひとが我儘で道理に従わなくても
浮世の習いはこうしたものだと思って、天命として憂い悩んではいけない。
常に楽しんで日を送るがよい。
人をうらんだり、怒ったり、身体を憂い嘆いて心を苦しめ
楽しまないではかなく年月を過ごすことは惜しい。
このように惜しむべき大切な年月を、一日も楽しまないで
むなしく過ごしてしまっては愚かというほかはない。
たとえ家が貧しく不幸にして飢えて死ぬとしても
死ぬ時まで楽しんで過ごすが良い。
貧乏だからといって、ひとにむさぼり求めて
不義の輩になって命ばかりを惜しんではならない。―