まずは新年のご挨拶から。

　新年の御慶、誠に御目出度くお寿ぎ申し上げます。とうとう2007年が始まりましたね！　今年がどんな年になるのか今から楽しみではありますが、昨年の反省から今年はあまり飛ばさないように自制しつつ過ごすことに一応は決めております。結局壊れて何ヶ月も穴をあけてしまうよりは、たとえ多少役立たずでも一年中稼動している方がトータルで見て役に立つだろうというわけなのですが、年始の挨拶に実家に帰って、近所の神社に初詣し、引いたおみくじも、『末吉。自ら進んで事を成すべからず。つつしんで事を行うべし』との御託宣。まさにわが意を得たり！　と新年早々思いつつも、といってそんな風に自ら出処進退を自在に決められる立場にあるわけでもなく、限られた裁量の中でいかに振る舞い、一年つつがなく過ごすか、ということになるわけで、場合によっては多少の無理もやらねばならないでしょうし、少々の無茶にも目をつぶる必要も出てくるでしょう。まあそれはそれ、これはこれ、で、一応「無理しない」と念じておくことで、少しはましな一年が過ごせるのではないか、と考えております。
　その第一弾、になるのかもしれませんが、今年は早々とストーブに灯油を入れて点火いたしました。例年うちではなるべく火の気を抑え気味にしており、暖冬だった昨冬は結局灯油１８Lを二つ購入して余らせてしまう、という状態だったのですが、この冬はそういう我慢大会じみた行為を改め、寒ければ積極的に暖房することにいたしました。それでも同僚達に聞いてみると到底考えられないほどの省エネ状態だそうですが。
　まあそんな些細な事から少しずつ進めていくつもりです。
　ところで、昨年も書きましたけど、世間は正月といいつつまったく日常どおり活動しているようで、店も普通に開いてますし、生鮮食品などもまったくいつもと変わりなく並んでいるみたいでした。で、去年はしかつめらしく、何も正月早々からそんなにしゃかりきにならないでも・・・とか書いていたのですが、よくよく考えてみるに、今、まともに正月休みなどを満喫しているのは、大企業と銀行と公務員だけなんじゃないだろうか？　と今年になってふと思いました。まあ中小の製造業も休んでいるのかもしれませんが、少なくとも、わが国の産業の過半を占めるサービス業のうちの、ある分野は休みなど関係なしに活動を続けているわけで、これを見るに、もはや正月くらいちったぁ静かに休んだらどう？　などと言うのは少々時代錯誤な懐古趣味に属する発言になるんじゃなかろうか？　と思ったのです。それでも、つまらない番組を垂れ流すテレビ放送などは、たまには一日全休してみたら？　とやっぱり思わないでもないのですが。

　まあ何はともあれ、まずは今宵の初夢から、よき夢見を期待して気合を入れてまいりましょう。