かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

猫も杓子も旧コンテンツはともかく実写化が基本なんでしょうか?

2007-04-23 23:02:52 | アニメ特撮
 大部分の床面が見える、と言う一体いつ以来だろう? と首を傾げても答えが出ないくらいまれに見る状態の部屋におりますと、どうも落ち着かない感じがするのはどうしてでしょう? 今日24時間経過した段階ではさしたる乱れも無いように見えますが、一体いつどこから壊乱の兆しが萌えいずるか、虎視眈々としばらくは観察の目を光らせて行きたいと思います。

 さて、世間はもうスギ、ヒノキの花粉も無くなったようなので、今日は久々にマスクなしでバイクに乗り、外を出歩いてみました。すでに桜も散って鮮やかな若葉に取って代わり、レンゲがピンクの群落で田起こし前の水田をそこかしこと彩っているさまが、バイザー越しにもなかなかに春そのものの色で楽しませてくれます。たった一枚の薄っぺらな使い捨てマスクなのですが、あるとないとでは開放感がまるで違いますね。花粉症の根本原因が突き止められ、完治する治療法が確立しないものか、と切に願います。そうすれば一年中気に留めることもなく、この開放感を味わっていられるのですから。

 ところで、全然知らなかったのですが「ゲゲゲの鬼太郎」が映画になるんだそうですね。と言うか、既に公開されているんでしたっけ? 何で今更「鬼太郎」? と不思議に思ったのですが、それはそれとしても、どうして映画会社はこうアニメ作品を実写でやりたがるんでしょうね? 何かそれにまつわる利権とか何かがあったりするんでしょうか? それとも、私の趣向とは異なり、世間的には興行を成功させるくらいこの手のものを好む人たちがたくさんいる、と言うことなのでしょうか? 前に話題にした「ヤッターマン」にせよ「ガッチャマン」にせよ、アニメならではの演出や表現、極端なデフォルメによる忘れがたいキャラクターなど、まさにアニメだからこそできる映像で生み出されたものだと理解しています。その理解からすれば、それを実写ですることに何の意味があるのか、どうにも理解が及ばないのです。まあこれは、それぞれの作品を観ていた経験があるから余計そう思うのであって、「ハットリくん」にせよ「鉄人28号」にせよ『デビルマン』にせよ「キャシャーン」にせよ、かつてのアニメなど観たことも無い若い世代に対しては、人気アイドルを使って実写でやッたりすることは十分興行的に期待できるという話なのかもしれません。ならばいっそ「ドラえもん」や「ポケットモンスター」も実写にすればいいんじゃないでしょうか? 何も今更「ヤッターマン」や「ゲゲゲの鬼太郎」を持ち出さなくても、よほど話題を呼べそうな気がするのですが。
 それはそうと、「ゲゲゲの鬼太郎」は同時にアニメでも復活していたんですね。関西では土曜日朝6時半、なんていう一体誰が観るの? と言いたげな時間帯に始まったおかげで第1話は見損ねてしまいましたが、巷間のうわさどおり、やたらと猫娘がかわいらしくなっているのが印象的でした。でも、旧世代としては一反木綿や塗壁にはしゃべって欲しくなかったです、と言いつつ、塗り壁にピンクな女性タイプ(?)が出ているのにびっくり! でした。

コメント
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