かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

タマでよいので、心底から大笑いできるものが観てみたいと思います。

2007-04-03 23:07:25 | Weblog
 今日は朝から不安定な天気。まあ大丈夫だろう、と通常仕様で通勤ルートを辿り始めたのですが、あと少し、というところで時雨に遭遇、したたかに濡れそぼってしまいました。まあ上着は即乾燥機に突っ込んで、帰りにはすっかりふかふかになっておりましたが、怪しい、と感じたときに手抜きをすると痛い目にあう、という典型でした。明日は「花冷え」の言葉どおり寒そうな朝になる気配、というかもう既に結構寒かったりするのですが、霜など降りないか、心配です。

 眠気はそれなりに軽くなったものの、まだ休みボケが治らない様子。今も眠たくてしょうがありません。とりあえず昨日よりは随分ましになったので、明日には更に改善、ほぼ常態に復すると見込んでいるのですが、休みのたびに週半ばまでボケるというのはあまり望ましい状態ではありませんね。早寝早起きを休日にも続けられたらいいと思いますし、何とかそうなるよう自分を仕向けて行こうとも考えるのですが、なかなか思う通りに行かないのがこの手の課題。片付け下手とあわせて、何とか克服したいと願うわが悪癖です。また、

 さて、私はそれなりにユーモアやギャクを愛するそれなりに普通の感性を持っている、と自分では思っていたりするのですが、どうも笑いに関しては少々辛いところがあるみたいです。いわゆるバラエティ番組は総じてあまり好きではありませんし、今日も某局でやっていた「ものまね」なる芸も嫌いです。特にものまねとは到底いえない稚拙な芸でネタ元を笑いものにするやつとか、単に顔が少し似ているだけの素人を並べる時間つぶしなど、資源と時間の無駄遣い以外の何者でもない、と思うのです。ものまねなど、私に言わせれば同人二次創作と同じで、所詮は元ネタの魅力に寄生しているに過ぎません。それを自覚していれば、到底おおっぴらに「芸」として披露などできようはずも無い、と思うのですが、もはやそんな「芸」とはいえない、ただのカラオケもどきも多々あって、一体この番組のどこが面白いのか、ほとほと疑問に思うことになるのです。
 などと言うわりに良くみているな、と突っ込まれそうですが、家人が1も2も無くものまねが「好き」なもので、チャンネル権の弱い私としては、お茶の間での食事時は我慢して観ているより無いわけで、そのせいで余計にこの手の番組にたいする嫌悪感が積み増されていくことになります。
 笑いというと東京の方が演じる漫才や落語ももう一つ面白いと思いません。これは、今はたまたま大和の国の住人であるものの、私自身が生まれも育ちも大阪下町でしたから、肌の感覚として、いわゆるこてこての上方の笑いに浸りきっているからなのでしょう。でも、吉本新喜劇については、総じてタイヘン面白いと思うものの、一部、役者の肉体的欠点をあげつらうような笑いには不快感を覚えることもあり、手放しで「好き」というのにはばかられるところがあるのです。また、これは大阪が発祥の地らしいのですが、テレビにいわゆる素人が出てくるのも許せません。私にとって、番組、というのは高座と同じもので、カメラの前に立つ資格のあるのは、人に見せるに足るだけの芸を磨き上げたプロでなくてはならず、そこに素人など不要だと思うのです。
 テレビ番組に限らず、プロと素人の境界があいまいになってきているような気がするのは、世の趨勢というものなのでしょうか。プロはアマチュアとは違う!という確固とした実力のほどを見せつけて欲しいと思うのですが。

コメント
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