かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

猫が交通事故に遭いにくくするための遺伝子研究をやれないものでしょうか?

2007-10-23 22:58:04 | Weblog
 昨日は兎に角寒かったので、今夜もさぞ冷え込むだろう、と毛布をかぶって寝ましたら、それほど冷え込まず、暑くて途中で目が覚めてしまいました。そのせいか夢も4題ほど見ましたが、少々寝坊したせいもあってメモを採るのを忘れ、今はもうほとんど覚えておりません。その後、出勤するに当たっても、昨日あれだけ寒かったから、今日もきっとそれなりに寒いだろうと昨夜の寝苦しさも忘れて厚着をして出かけましたら、思いのほか気温が上がって、これも暑くて参りました。おかげさまでようやくにして学習しましたので明日の様子を天気予報で確認しましたら、今度は平年値を下回る寒い朝になるのだそうです。その後また気温が上がって暖かめに推移するそうですが、こう日替わりで気候が変わるとついていくのも大変です。

 さて、このところ通勤などで道を走っておりますと、車にはねられて生涯を終えた動物達が目立つような気がします。多分その大半は猫だと思われるのですが、中には狸やアライグマのような小動物も混じっていると聞きました。
 私も今日、バイクで走っておりましたら、左の道端でじっと座っていた子猫が突然背を向けて走り出しました。多分私のバイクに驚いて逃げ出したのでしょうが、まっすぐ前へ前へと駆けていくので、少しの間私が追いかける形になったのです。それが、あるところで突然方向を転じ、あろうことか、私のバイクの前に出てくるように道へ飛び出してきたのでした。幸いスピードがそれほど出ていなかったため、辛くもよけることが出来ましたが、反対側にも十分スペースがあったにもかかわらず、自ら車輪の前に飛び込んできたのには心底驚かされました。
 これまで道路で亡くなった多くの猫達の中にも、きっと同じような行動の末、自ら命を投げ出してしまったのが結構いるんじゃないかと想像されます。
 それにしても日本のモータリゼーションが始まって既に数十年、猫の世代で言えば多分10世代くらいは経っているんじゃないか、と思うのですが、いまだに車の近くでの振舞い方を猫は学んでいないのだな、とつくづく感じます。漫画などでは交通法規を遵守する犬などが描かれていたりしますが、まだまだ彼ら動物達に車の恐ろしさや道路の危険さを認知するだけの遺伝的進化は遂げていないようです。たとえば私が追いかけてしまった猫が突然方向転換をするのも、おそらくは追跡する敵対者の目をくらませ、逃走を成功させるためのテクニックなのでしょうし、それは後天的な学習ではなく、先天的に遺伝子へ書き込まれている行動法則なのだと推測されます。それら天敵に対する防衛手段のごとく、彼らの遺伝子に車対策が情報として書き込まれる日がいずれやってくるだろうと私は想像いたしますが、いっそそれなら猫達の交通事故を減らすために、我々人間側でそういった遺伝子情報を解析して、その情報を彼らの遺伝子に組み込むようにしてみてもいいんじゃないでしょうか。本気でやればきっと出来ないことではないと思うのですが、だれかやってみようと本気になる奇特な遺伝子学者はいないものでしょうか?

コメント
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