かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「エヴァンゲリオン新劇場版 破」を観に行ってきました(堪能!)。

2009-07-09 21:58:58 | アニメ特撮
 昨日、招かるざる客こと虫の家屋侵入についてブログを書いて、さあ寝ようと電機のスイッチを切り、布団に横になりましたら、どこからともなく、「ブーン」というずいぶん大きな音が鳴り響いてくるのに気が付きました。どうやら知らぬ間にコガネムシの類がどこかに入り込み、飛ぼう飛ぼうともがいているようです。しょうがないので電気を点けて探してみたのですが、どこに入り込んでいるのか、まるで見当も付きません。そのうち、このままでは寝る時間が無くなる、と判断しあきらめましたが、おかげで今日は少々寝不足気味でした。さて、どこかに去るなりしてくれていればいいのですが、今夜もまた「ぶんぶん」うなるのでしょうか?

 さて、そんな体調ではありましたが、今日は昼から有休を取得、近所の映画館へ「エヴァンゲリオン新劇場版 破」を観に行きました。巷では大人気のこの映画、平日の昼間のこの田舎町なら早々混んでもいまい、と高をくくって行ったのですが、ざっと百人ほどの客がいるのには驚きました。なるほど、評判通りなかなかの人気のようです。
 今回観に行ったのは、もちろん前々からそれなりに気にはなっていたこともあったのですが、夢防人さんのブログを初め、観るサイト観るサイト軒並み大評判な感想ぶりで、それが気になってしょうがなかったのです。
 で、その期待は裏切られませんでした。いや実に面白かった。というより、映像に圧倒されました。わずか2時間足らずの中に凝集された物語の濃度、過不足なく紹介されるキャラ達の躍動感、旧テレビシリーズとかぶる描写ありながら、ストーリーとしては全く異なる展開に、完全にのめりこんでしまいました。悲劇と喜劇と熱血が適度にミックスされて、最上級の娯楽大作に仕上がっていると感じました。
 映画終了後、もう一度当日券売り場に寄って次の回の上映分を買おうかな、と半ば本気で考えてしまいました。さすがに時間とお財布の事情が許しませんでしたのであきらめましたが、私には、1回観ただけではあの濃度を存分に味遭うところまで満足することが出来ませんでした。多分、観れば観るほど新しい発見があるんじゃないか、と期待させてくれるものがこの映画にはあります。
 音一つとってもサラウンド音声の効果であちこちからいろんな音が流れてきて、それを聞き分けるだけでも楽しいですし、うちの環境ではもちろんそんな音響効果を再現も出来ませんので、あのスペクタクルな映像と音声を一体的に楽しむには、設備の整った映画館でしか無理でしょう。時間が出来たらまた観に行ってみよう、なんて気にしてくれる、そんなお得な映画でした。
 
コメント
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