かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

夏とともに、我が家にも招かれざる『訪問客』が勝手に上がりこんできます。

2009-07-08 21:13:04 | Weblog
 今日、この夏初めて蝉の声を耳にしました。まだ『鳴く』というよりはうなっているだけの様な声でしたが、蝉の声を聞くと、いよいよ夏本番が近づいてきたような感じがいたします。とはいえ天気の方はまだまだ梅雨真っ只中で、今日も一日、まさにサウナのようなむしむしした暑さの中、時折雨がぱらついて、いかにもな天気に終始しました。そろそろ前線も北に移動して、梅雨明けするのかな、と思っていたのですが、天気予報はしばらくこんな天気が続くとの託宣ですし、どうも、しばらくは我慢するより無いのでしょうね。
 一方、夏も近づくとうっとおしいのが、家に上がりこんでくるアリ。前の家でもありましたが、今日はグラウンドで見かけるような巨大な黒アリが一匹、どこからか侵入してきて、何かもぞもぞするな、と見てみたら私の足を這い上がってきてました。風呂場には、小さなアリが迷い込んでいました。アリそれ自体はそれほど脅威でもありませんし、簡単に退治も出来るのですが、今の時期のアリはよく噛み付いてくるので、これがまた結構痛いので困りものです。もっとも、職場では窓を開けているとトンボは迷い込んでくる、蜂が飛び込んでくる、といった具合に『訪問客』はひっきりなしですし、気が付いたら床をムカデが這いまわっていた、なんていうのはざらにありますので、いやでも山の中であることを意識させられます。今の鉄筋コンクリート作りの建物でさえこうですから、昔の木造土壁藁屋根な家では一体どうだったんでしょう? ムカデなんて日本神話にも出てくるポピュラーな虫ですし、昔だから毒が弱かったということも無かったでしょう。恐らくはしょっちゅう侵入されては噛まれた人も多かったのではないか、と想像します。でも、大人はともかく、小さな子供や赤ちゃんなんかが噛まれた日には大変だったんじゃないかとも思うのですが、あんまりそういうことを書いた資料というのは見たことがありません。
 あるいは常日頃から死と隣り合わせに近い生活だったために、たかだか「痛い」くらいのことでいちいち大騒ぎもしなかったのかもしれませんが、なんとなく気になります。

コメント
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