かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

いっそマスコミも選挙でその存在価値を国民に問うてみてはいかがでしょう?

2009-07-22 21:57:30 | Weblog
 今日の日食、結局私のところでは、分厚い雲に隠され、全く観ることができませんでした。奈良県内でも、橿原市など一部の地域で三日月状になった日食を雲の切れ間に観測できたそうですから、残念ながら運が悪かった、と言うよりなかったのでしょう。まあ私などは、あわよくば仕事サボって空を見上げようとしていた不届きモノですから、見られなかったとしても誰に文句を言う筋合いではないのですが、数十万円かけて南の島に日食観測ツアーに参加した方々は、満足されたのでしょうか? 何でも、嵐のような風と雨で非難を余儀なくされた島もあったとかで、大枚はたいて世紀の天文ショーを観に行ったと言うのに、建物の中に缶詰にされたのではまさしく割に合わないと言うものなのではないでしょうか。ただ、日食とともに気温がぐっと下がり、あたりに闇が押し寄せて、いかにもな状況になったのは体験できたそうですから、それだけでも実は貴重な体験と言うべきで、こちらなど、雲が分厚くてちょっと暗くなったのか、はたまた日食のせいなのかまるで判別も付かなかったわけですから、ちょっとつまらなかったです。次は、26年後の2035年9月2日に、北陸や北関東で見られるのだそうです。9月2日とはまあ私の誕生日なのですが、果たしてそのときまで無事生きながらえていられるかどうか。可能な限り頑張って、「次こそは!」と行きたいですね。

 さて、長い長い選挙戦が始まろうとしていますが、マスコミは相変わらず与党たたき、総理たたきに余念が無いようなのがちと癇に障ります。『聖地』アキバでも熱気は冷めた、とか言うような記事が載っていたりしますが、本当のところはというと、どうも昨今のマスコミはこの種の情報には相当なバイアスがかかっている感じがして、素直に信じる気になりません。ネット上ではまだまだ総理を擁護する意見も根強いようですし、そんなところだけを見ていると、支持率が過去最低とか言うような話のほうがうそ臭く見えてしまうくらいです。ネットが世論を形成しているわけでもマスコミのやるアンケート調査の結果が世論を代表しているわけでもなかろう、とは思うものの、今の民主党人気があと40日ほども本当に続くのか、どうも心もとないような気もしますし、そんなこんなを鑑みるに、案外僅差で痛み分け、と言う程度の結果になったりするんじゃなかろうか、なんて予測の一つもしてみたくなります。
 まあ政権交代するならするでよし、民主党が本当に頼りになる対立軸になれるのならそれに越したことはありませんし、少しやってもらって、やっぱり評判倒れ? となれば、次の参院選でその結果が出ることでしょうし、自民党はこの際重鎮とされるお年寄の方々にことごとく引退してもらうというのは、長い目で見たら悪いことでもないでしょう。ついでに社民のような泡沫には消えていただいて、その分共産党あたりがそれなりにしっかりすればいいんじゃないでしょうか。最近、どうもそんな風に思えるようになってきました。再編があるのかもしれませんし、結局、落ち着くまでまだ数年かかるんでしょうね。それゆえにこそ、マスコミも、もう少し現政権の功罪を客観的に分析するなり、民主党の問題点もきちんと報道するなりして、マスコミの分と言うものを示して欲しいです。

コメント
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