かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

この夏は何かと熱いことになりそうな予感です。

2009-07-14 22:10:08 | Weblog
 九州や関東甲信は梅雨明けしたというのに、その間にある関西は、まだ梅雨明けが宣せられておりません。今日など見事な夏晴れの一日で日の照るところはまさに殺人的という形容詞がぴったりな苛烈な日差しが地を焼き、空気を熱し、水を沸かす勢いでしたが、週間予報では明日から天気が下り坂となり、明後日明々後日は雨の予報とあって、どうやらこちらの梅雨明けはその雨が過ぎてからのことになりそうです。まあ四国の水がめ早明浦ダムはここに来てまだ貯水率40%に届かない状況ですから、ここでもう一雨二雨あって、少しでも多くの水を落としておいてもらうのは望むところでしょう。我らの水源琵琶湖もただいまの水位はマイナス22センチと少し少なめです。まあこれくらいで近畿の水が危ぶまれることも無かろうとは思いますが、平成6年の大干ばつの時のように、-1mを越すような大幅な水位低下があれば大変なわけで、そうならないためにも今のうちに少しでも水を蓄え、水位を回復しておいてもらいたいところです。でも、6月からこっち、結構降ったようにも思ったのですが、思いのほかダムや湖の水は溜まっていなかったんですね。

 水問題と並んでこの夏はやはり選挙が大きな話題になりそうです。少なくとも総理大臣が解散と選挙日程をはっきりと明言したことで、もうマスコミがわけのわからない根拠不明の解散確報を出すことも無くなり、少しすっきりといたしました。事ここにいたっては四の五の言わず、しっかり国の行く末を考えて公約を練り、発表してもらいたいのですが、まだ、「最悪のタイミングだ」とか抜かしている輩が政治家面しているあたりがなんとも不愉快です。自分達が推戴してトップにつけた人物の判断なのですから、それこそ四の五の言うな、でしょう。第一、ちゃんと国民の方を向いて真摯に政治に取り組んでいればタイミングも何も在ろうはずが無く、いつでもどんとこい、という潔い態度で臨んでこそ、選良と呼ばれるにふさわしい人材と言えるでしょう。経済、外交、生活保障、とやたらと難問山積みの今日なのですから、いつまでも、何でもかんでも右肩上がりでそう難しいことを考えずにすんだ頃の夢から醒めないでいる政局屋さんには、この際きっちりご退場願いたいものです。
 一方で財務省の新しい事務次官殿は、「来年4月から新年度の予算が執行できることが、経済、国民生活にとって非常に重要」とのことで、例年通り年内に予算案をこしらえ、一月の通常国会に提出する必要性を強調されたのだそうです。まあ官僚のトップとしてはそういわざるを得ないのでしょうが、大阪府知事のように出来上がっていたものを勢いよくちゃぶ台ひっくり返すようなヒトも実際に現れてるのですし、政権交代なんてことが実現したら、とりあえず本予算はこのまま行って、党らしさは補正予算で、と思ってもらえるならいいでしょうけれど、たとえここで一時の停滞を招いても、国家再建のため最初から考え直す、と言い出すようなことになれば、せっかく連日遅くまで居残って霞ヶ関を不夜城に仕立ててきた努力は水泡に帰します。いっそ選挙の行く末がはっきりするまでは、必要最低限の日常業務を除いて、官僚の方々もお休みされてはいかがでしょう? 既に政治日程ははっきりしているんですし、夏休み、としゃれ込んでも誰も非難はしないと思うのですが。少なくとも、地球温暖化とかエコとかいうお題目にはしっかり貢献できるよい機会となるでしょう。

コメント
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