今日は昼までは比較的暖かだったのに、午後になって少しずつ寒さが増し、帰りは少し風が吹くと思わず身が縮むほどになってきました。明日は一雨あって、その後また強い寒気が入ってくるようで、寒さも一段と募ることでしょう。来週はまた遠征を控えていますので、風邪など引かぬように気をつけたいと思います。
さて、ネットニュースを見ていて、あれ? と思ったのですが、京都であったドラム缶爆発事件、薬品会社で容量200Lのドラム缶に廃液を入れていたときに何かの加減で急に発熱、作業員が危険を覚えて非難した直後に爆発してドラム缶が吹っ飛び、近くの新幹線の高架を飛び越えて反対側の駐車場に落下し、止めてあった車を損傷させた、という事件ですが、最初見たニュースでは150m飛んだ、と書いてあったので、なるほど、ちょっとした迫撃砲みたいなもんか、と思ってほかの記事を見て、?。そこには、120m飛んだ、と書いてありました。まあ別に測量していたわけでも無し、30mくらいは誤差の範疇か、と思って別の記事を見たら、今度は220mと。あれれ? と思ってもう一つ記事を見てみたら、今度は100m!・・・
一体どれが本当なの? と首を傾げてしまったのでした。10や20mは誤差の範疇、と思えないことも無いのですが、さすがに倍以上違う数字が並んでは、余りにくい違いが大きすぎるというもの。まさか同じ京都で100mドラム缶飛ばしたのと200m飛ばしたのと2つの事件が相次いだりしたのか? と一瞬だけ疑いましたが、さすがに中身を見るにやはり同じ事件で間違いないようでした。
まあ100m飛ぼうが200m飛ぼうが正直なところどうでもいい話で、それよりも、新幹線の間際でそんな危険な迫撃砲ごっこが繰り広げられた、ということ自体がとんでもなく大事件なわけで、万が一線路に落ちたり、万万が一走行中の新幹線に当たったりしていたら、とか、落ちた駐車場で車じゃなくヒトを直撃していたら、とか考えると到底見過ごせないことなのですが、それはまた警察なりが捜査されるのでしょうし、その内容次第で関係者や責任者に何らかのお咎めなり注意なりがあるのでしょう。
ということで今は静かに見守ることにするとして、問題はマスコミによって違う飛距離の謎です。そこで気になったので住所と会社名を頼りに地図を参照してみますと、この会社の敷地が東西200mほど、南北150mほどと結構大きく、ちょうど東海道線と新幹線をまたいだ反対側の駐車場と会社敷地の端が、最短距離で結ぶとざっと100m余り、というのが判りました。すなわち、敷地のギリギリ端から駐車場を狙ってドラム缶を発射すれば、飛距離100-120m、というのは頷ける距離になるのです。ですが、実際にはそんな線路のキワになる敷地の端っこでわざわざ作業していたわけではなく、敷地内の中ほどと思われる倉庫付近で作業していた、と書かれていた220m説が一番正確に数値と事態を把握していた、ということが判りました。
でも、地図を見れば一目瞭然なのは、またいだのは新幹線高架だけじゃなくて、JR西大路駅駅舎もです。たまたままたぐように飛んだから良かったようなものの、ちょっと飛距離が足らなければ新幹線だけじゃなく、新快速やら各駅停車やらが頻繁に行きかう東海道線に飛び込んでいたかもしれず、事件のあった時間帯にどれだけの乗降客がいる駅なのかは存じませんが、そんなホームのお客の只中に飛び込んでいた可能性もあったわけで、少なくともどの記事を見てもその危険な状況が読めるようなものはありませんでした。
100m飛ぶ、とか120m飛ぶ、とか言うのは、敷地どうしの距離を言うだけで飛んだ距離では無いので見出しとしては明らかに誤謬と思いますし、新幹線しか話題にしていないのも、現場を知らなすぎるのではないか、という懸念を憶えます。いずれにしても、どうせ書くならちゃんと調べられることくらいは調べてから書いてはどうなのだろう、とマスコミ嫌いが重箱の隅つつきをして時間をつぶしてしまった、というお話でした。
さて、ネットニュースを見ていて、あれ? と思ったのですが、京都であったドラム缶爆発事件、薬品会社で容量200Lのドラム缶に廃液を入れていたときに何かの加減で急に発熱、作業員が危険を覚えて非難した直後に爆発してドラム缶が吹っ飛び、近くの新幹線の高架を飛び越えて反対側の駐車場に落下し、止めてあった車を損傷させた、という事件ですが、最初見たニュースでは150m飛んだ、と書いてあったので、なるほど、ちょっとした迫撃砲みたいなもんか、と思ってほかの記事を見て、?。そこには、120m飛んだ、と書いてありました。まあ別に測量していたわけでも無し、30mくらいは誤差の範疇か、と思って別の記事を見たら、今度は220mと。あれれ? と思ってもう一つ記事を見てみたら、今度は100m!・・・
一体どれが本当なの? と首を傾げてしまったのでした。10や20mは誤差の範疇、と思えないことも無いのですが、さすがに倍以上違う数字が並んでは、余りにくい違いが大きすぎるというもの。まさか同じ京都で100mドラム缶飛ばしたのと200m飛ばしたのと2つの事件が相次いだりしたのか? と一瞬だけ疑いましたが、さすがに中身を見るにやはり同じ事件で間違いないようでした。
まあ100m飛ぼうが200m飛ぼうが正直なところどうでもいい話で、それよりも、新幹線の間際でそんな危険な迫撃砲ごっこが繰り広げられた、ということ自体がとんでもなく大事件なわけで、万が一線路に落ちたり、万万が一走行中の新幹線に当たったりしていたら、とか、落ちた駐車場で車じゃなくヒトを直撃していたら、とか考えると到底見過ごせないことなのですが、それはまた警察なりが捜査されるのでしょうし、その内容次第で関係者や責任者に何らかのお咎めなり注意なりがあるのでしょう。
ということで今は静かに見守ることにするとして、問題はマスコミによって違う飛距離の謎です。そこで気になったので住所と会社名を頼りに地図を参照してみますと、この会社の敷地が東西200mほど、南北150mほどと結構大きく、ちょうど東海道線と新幹線をまたいだ反対側の駐車場と会社敷地の端が、最短距離で結ぶとざっと100m余り、というのが判りました。すなわち、敷地のギリギリ端から駐車場を狙ってドラム缶を発射すれば、飛距離100-120m、というのは頷ける距離になるのです。ですが、実際にはそんな線路のキワになる敷地の端っこでわざわざ作業していたわけではなく、敷地内の中ほどと思われる倉庫付近で作業していた、と書かれていた220m説が一番正確に数値と事態を把握していた、ということが判りました。
でも、地図を見れば一目瞭然なのは、またいだのは新幹線高架だけじゃなくて、JR西大路駅駅舎もです。たまたままたぐように飛んだから良かったようなものの、ちょっと飛距離が足らなければ新幹線だけじゃなく、新快速やら各駅停車やらが頻繁に行きかう東海道線に飛び込んでいたかもしれず、事件のあった時間帯にどれだけの乗降客がいる駅なのかは存じませんが、そんなホームのお客の只中に飛び込んでいた可能性もあったわけで、少なくともどの記事を見てもその危険な状況が読めるようなものはありませんでした。
100m飛ぶ、とか120m飛ぶ、とか言うのは、敷地どうしの距離を言うだけで飛んだ距離では無いので見出しとしては明らかに誤謬と思いますし、新幹線しか話題にしていないのも、現場を知らなすぎるのではないか、という懸念を憶えます。いずれにしても、どうせ書くならちゃんと調べられることくらいは調べてから書いてはどうなのだろう、とマスコミ嫌いが重箱の隅つつきをして時間をつぶしてしまった、というお話でした。