3連休最終日、といっても昨日は仕事だったので私にとっては飛び石連休だったわけですが、とりあえず貴重な自由時間を利用して、同人誌作成のための環境構築に乗り出しました。大分前、有志一同連携して麗夢同人誌を合作した際に導入し、あんまり大きいので職場に持ち込んで時折使っていたA3プリンタ HP DeskJet1220C を持って帰ってきたのです。前の住居は狭くてとても常設で置くスペースは取れなかったのですが、家も変わったことですし、置き場も確保できそうだったので、同人誌印刷の予備機に、また、A3ノビサイズまで打てますからスペースでのミニポスター作りに役立てようと場所を作ったのでした。
(クリックすると大きめの写真が出ます)
そして、早速PCにつないで印刷してみようとスイッチを入れてみましたら、なんだか妙な音がしてインジケーターのLEDが、あんまりして欲しくない色と点滅で異常を知らせてくれます。何度かスイッチ入れ直したりして様子をみていたのですが、一向にまともに動く気配が無く、3年前に導入したときも中古だっただけに、さすがにもう寿命なのだろうか、と思いつつも、諦めきれずに観察を続けておりましたら、妙なことに気がつきました。印字ヘッドを左右に動かすベルトが、妙に緩んでいたのです。おかしいな、とさわっていると左側のベルト駆動部のローラーからベルトが外れたりもして、そこに注目しながら動かしてみると、完全にベルトが空回りして、ヘッドが動かないでいます。どこかベルトを張るための部分がおかしくなったのだろう、と見当をつけて、とりあえずばらしてみました(笑)。
カバーを開けて出てきたねじ2本を外し、プラスチックの爪を折らないように慎重にマイナスドライバでコジながらカバーを外してみました。ちょっとみにくいですが、中央に横に走っているベルトが、ありえないほど波打っているのが見えます。
しかも、のぞいてみると、いかにも重要そうなバネが、ありうべからざる場所である、プリンタ内部に落ちておりました。とりあえず拾い上げ、どこの部品だろうか、と更に観察して見ましたところ、すぐに怪しいところが発見されました。
完全に緩んでいるベルトに挟まれるようにして、右側のベルト駆動部に繋がっている部品の左端が明らかに欠けています。ためしにその部品を右に動かしてみますと、しっかりベルトが張るようです。かけた反対側は、カギ状の引っ掛け部が丈夫な金属で出来ており、どうやらさっきのバネはこの欠けた部分と金属のカギの間でベルト駆動部をしっかりひきつけ、ベルトが張るようにしていたものでした。それなら固定してしまえばよいようなものでしょうが、駆動部ということもあり、多少は無理な動きが伝わっても吸収できるように作っておく必要でもあったのでしょう。それなら欠けたほうも金属製の丈夫なつくりにすればいいのに、何故かプラスチックで出来ていて、経年劣化でぽっきりいっちゃったのでしょう。
折れたプラスチックを、このバネの引っ張りに耐える強度で再び接着するのはほとんど無理に思えましたので、色々思案した末、とりあえずベルトさえ張ればよかろう、というわけで、ベルトがぴんと張るまで駆動部の部品を右側にスライドさせ、それで出来た隙間に、自転車の虫ゴムを短く切ってかぶせた割り箸を挟み込み、テープで固定しました。あんまり引っ張りすぎてベルトに負担がかかるのもどうかと思ったので、割り箸は少し細めに削り、ベルトを押すと若干たわむくらいに緩むよう、割り箸の太さを調整しました。まあバネのようには行かないでしょうが、木材とゴムで多少の弾力は保てますし、本格的な修理はこれから検討するとして、とりあえず応急処置としてはまずまずじゃないかと思っています。
一通りの作業を終えたので、再び爪を折らないように慎重にカバーを取り付け、ねじ止めして、スイッチを入れてみましたところ、初めに比べてスムーズに動いてくれそうでした。そこでPCに接続し直し、印刷してみましたら見事! 印刷できました\(@^∇^@)/♪
さすがに年代モノなので、次はどこが壊れるか判ったものではありませんけれど、とりあえず今度のコミトレまでは寿命を伸ばすことが出来そうです。今のところ、印刷できた、という段階で、連続印刷して果たしてもつかどうかは当面様子を見ながら試して行きたいと思います。
ちなみに、印刷してみたのは今度の新刊の表紙の一部、です。
(クリックすると大きめの写真が出ます)
そして、早速PCにつないで印刷してみようとスイッチを入れてみましたら、なんだか妙な音がしてインジケーターのLEDが、あんまりして欲しくない色と点滅で異常を知らせてくれます。何度かスイッチ入れ直したりして様子をみていたのですが、一向にまともに動く気配が無く、3年前に導入したときも中古だっただけに、さすがにもう寿命なのだろうか、と思いつつも、諦めきれずに観察を続けておりましたら、妙なことに気がつきました。印字ヘッドを左右に動かすベルトが、妙に緩んでいたのです。おかしいな、とさわっていると左側のベルト駆動部のローラーからベルトが外れたりもして、そこに注目しながら動かしてみると、完全にベルトが空回りして、ヘッドが動かないでいます。どこかベルトを張るための部分がおかしくなったのだろう、と見当をつけて、とりあえずばらしてみました(笑)。
カバーを開けて出てきたねじ2本を外し、プラスチックの爪を折らないように慎重にマイナスドライバでコジながらカバーを外してみました。ちょっとみにくいですが、中央に横に走っているベルトが、ありえないほど波打っているのが見えます。
しかも、のぞいてみると、いかにも重要そうなバネが、ありうべからざる場所である、プリンタ内部に落ちておりました。とりあえず拾い上げ、どこの部品だろうか、と更に観察して見ましたところ、すぐに怪しいところが発見されました。
完全に緩んでいるベルトに挟まれるようにして、右側のベルト駆動部に繋がっている部品の左端が明らかに欠けています。ためしにその部品を右に動かしてみますと、しっかりベルトが張るようです。かけた反対側は、カギ状の引っ掛け部が丈夫な金属で出来ており、どうやらさっきのバネはこの欠けた部分と金属のカギの間でベルト駆動部をしっかりひきつけ、ベルトが張るようにしていたものでした。それなら固定してしまえばよいようなものでしょうが、駆動部ということもあり、多少は無理な動きが伝わっても吸収できるように作っておく必要でもあったのでしょう。それなら欠けたほうも金属製の丈夫なつくりにすればいいのに、何故かプラスチックで出来ていて、経年劣化でぽっきりいっちゃったのでしょう。
折れたプラスチックを、このバネの引っ張りに耐える強度で再び接着するのはほとんど無理に思えましたので、色々思案した末、とりあえずベルトさえ張ればよかろう、というわけで、ベルトがぴんと張るまで駆動部の部品を右側にスライドさせ、それで出来た隙間に、自転車の虫ゴムを短く切ってかぶせた割り箸を挟み込み、テープで固定しました。あんまり引っ張りすぎてベルトに負担がかかるのもどうかと思ったので、割り箸は少し細めに削り、ベルトを押すと若干たわむくらいに緩むよう、割り箸の太さを調整しました。まあバネのようには行かないでしょうが、木材とゴムで多少の弾力は保てますし、本格的な修理はこれから検討するとして、とりあえず応急処置としてはまずまずじゃないかと思っています。
一通りの作業を終えたので、再び爪を折らないように慎重にカバーを取り付け、ねじ止めして、スイッチを入れてみましたところ、初めに比べてスムーズに動いてくれそうでした。そこでPCに接続し直し、印刷してみましたら見事! 印刷できました\(@^∇^@)/♪
さすがに年代モノなので、次はどこが壊れるか判ったものではありませんけれど、とりあえず今度のコミトレまでは寿命を伸ばすことが出来そうです。今のところ、印刷できた、という段階で、連続印刷して果たしてもつかどうかは当面様子を見ながら試して行きたいと思います。
ちなみに、印刷してみたのは今度の新刊の表紙の一部、です。