今日は冬を忘れる陽気の一日でした。そのせいか、どうやら杉花粉が舞い始めているようで、鼻がむずむずしてきました。今年は花粉が少ないという予想が出ていますが、30年以上花粉症に悩む身にとっては少し位飛散量が変動しようが、あまり関係ありません。もっとも、夜になって雨が降ってきましたし、これが上がるとまた冷え込んでくるそうなので、まだしばらくは猶予がありそうです。
さて、冷凍食品に農薬の殺虫剤が混入した事件で、どうやら農薬を故意に入れたと目される容疑者が捕まったとの事です。49才の契約社員の男性だそうで、事件後の14日から行方をくらましていたのが、24日になって発見、確保されたとのことでした。
まだこの人が実行犯と決まった訳ではありませんが、事件後一時的に行方不明になったことや、取り調べに対し「覚えていない」と供述していることなどを考えると、どうも怪しいところだらけで、普通に受け取ればまず犯人と考えて間違い無さそうに思います。
仮に真犯人だったとしても、その動機や手口など、事件はまだ謎ばかりです。特に手口は深い謎に包まれています。農薬を添加した、と目される犯行現場は、出来上がった食品を包装する包装室という場所だそうですが、容疑者はピザの製造ラインを担当しており、包装室自体は入れない事は無いものの、ラインを外れて違う場所に行く事はしないものなのだそうです。しかも製造ラインや包装室には複数の担当者がいて、その目を盗んで部外者が犯行に及ぶのは困難との事です。
更に、従業員が着る作業着はポケットが無く、ポケットティッシュすら持ち込めない作りになっているそうで、それでどうやって農薬を持って行く事が出来たのかが謎との事です。
いずれにしても、それらの謎は今後捜査の進展により明かされるものと期待したいですが、その結果から工場や作業システムの死角を浮き彫りにしてより安全な製造ライン確立に役立てば良いと思います。それとは別に、動機も気になるところです。報道では、正社員と契約社員の間の軋轢があったとの話も出ていますが、同じ労働をして賃金や待遇が異なる、というのはやはりどこか歪なものがあるような気がします。だからといって犯行を容認などできるものではありませんが、容疑者の罪を確定して断罪して終わり、というのではしょせんは対症療法に過ぎません。何が原因でこのような事件を起こすに至ったのか、出来うる限り掘り下げて、根治のための方策を練るためのデータ取りが出来ればいいんですが、それは司法の仕事ではなさそうですし、マスコミには期待できそうにないですし、所詮我が国では難しいのかもしれません。
さて、冷凍食品に農薬の殺虫剤が混入した事件で、どうやら農薬を故意に入れたと目される容疑者が捕まったとの事です。49才の契約社員の男性だそうで、事件後の14日から行方をくらましていたのが、24日になって発見、確保されたとのことでした。
まだこの人が実行犯と決まった訳ではありませんが、事件後一時的に行方不明になったことや、取り調べに対し「覚えていない」と供述していることなどを考えると、どうも怪しいところだらけで、普通に受け取ればまず犯人と考えて間違い無さそうに思います。
仮に真犯人だったとしても、その動機や手口など、事件はまだ謎ばかりです。特に手口は深い謎に包まれています。農薬を添加した、と目される犯行現場は、出来上がった食品を包装する包装室という場所だそうですが、容疑者はピザの製造ラインを担当しており、包装室自体は入れない事は無いものの、ラインを外れて違う場所に行く事はしないものなのだそうです。しかも製造ラインや包装室には複数の担当者がいて、その目を盗んで部外者が犯行に及ぶのは困難との事です。
更に、従業員が着る作業着はポケットが無く、ポケットティッシュすら持ち込めない作りになっているそうで、それでどうやって農薬を持って行く事が出来たのかが謎との事です。
いずれにしても、それらの謎は今後捜査の進展により明かされるものと期待したいですが、その結果から工場や作業システムの死角を浮き彫りにしてより安全な製造ライン確立に役立てば良いと思います。それとは別に、動機も気になるところです。報道では、正社員と契約社員の間の軋轢があったとの話も出ていますが、同じ労働をして賃金や待遇が異なる、というのはやはりどこか歪なものがあるような気がします。だからといって犯行を容認などできるものではありませんが、容疑者の罪を確定して断罪して終わり、というのではしょせんは対症療法に過ぎません。何が原因でこのような事件を起こすに至ったのか、出来うる限り掘り下げて、根治のための方策を練るためのデータ取りが出来ればいいんですが、それは司法の仕事ではなさそうですし、マスコミには期待できそうにないですし、所詮我が国では難しいのかもしれません。