かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

被害者が被害者だけに、国際的な政治力学だけで判断するとエライ目に遭うかも?

2014-07-21 19:53:06 | Weblog
 今年の夏もついに梅雨明けですね。いつも梅雨明け前には雷が鳴って、という天気だったように記憶している私としては、今年の梅雨明けは今ひとつ区切りがはっきりしないというか、なし崩し的に夏になってしまったような印象を受けるのですが、なにはともあれしばらくは夏本番の暑さに喘ぐことになるのでしょう。
 そんな梅雨明け初日、とある知り合いと夕食を兼ねて一杯飲みに出かけました。暑い中飲む生ビールはまさに甘露そのものですが、注文したアテも美味しいものばかりで、会話も弾み実に楽しい時間を過ごしました。

 さて、ウクライナでのマレーシア航空旅客機撃墜事件、まだ真相は明らかになっていないとはいえ、世界の論調はほぼロシアが支援するウクライナ東部の親ロシア派、という説で決定しつつあり、プーチン大統領が何を言おうと、残念ながら有意義な反論とはなりえない状況になってきているようです。まあ憶測ですが、プーチン大統領からしたら、現場の軽率な行動で窮地に陥っているのを苦々しく感じているのでは、などと思うのですが、そこで潔く罪を認めて謝るか、あくまでしらばっくれるか、ロシアの国益を鑑みてしたたかに選ぶ道を探っているのでしょう。ただ、民間機撃墜、子どもが80人も犠牲に、というインパクトある情報の前には、政治力学的な利害損得の追求は非道で卑怯だと思われかねませんし、ただでさえコワモテで警戒されがちなプーチン大統領にとっては、あっさり誤ったほうが結局は良いのではなかろうか、と素人目には見えるのですが、最終的にどうするのか、しばらくは目が離せません。

 
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