かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

これでその信用は地に落ちた感がありますが、それでも日本企業は大陸に依存するんでしょうか?

2014-07-25 21:27:12 | Weblog
 暑い暑い奈良ではありましたが、こと睡眠に関しては、空調で涼しいホテルより暑い自宅の方が熟睡できることを改めて確認しました。いわゆる枕が変わると寝られない、という状態ですね。実際には枕よりもクッションの方が問題で、いつも薄くて床の硬さがダイレクトに皮膚に感じるせんべい布団で寝ているために、ホテルのスプリングの効いたふかふかベッドは腰などに負担がかかっていまいち熟睡できないのです。まあ長旅で疲れていたから寝られた、というのもあったでしょうが、数日ぶりに夜寝床に入ったら朝までぐっすり、という素晴らしい状態になってくれました。惜しむらくは夢を全くと言っていいほど記憶できていないことですね。確かに観たような気がするのですが。今夜以降は暑い夏を乗り切るまでいい夢見を期待しつつ寝ると致しましょう。

 さて、消費期限超長期切れの元食肉を偽って提供していた中国の肉問題ですが、マクドナルドは中国産をすっぱり切り捨て、タイ産に切り替えることにしたそうです。一方ファミリーマートの方は、中国で信頼できるパートナーを探す、という努力をされるとのことです。個人的にはマクドもファミマもさほど利用する事もありませんが、少なくとも今回の東京出張の際、あまり時間のない中朝食を取りたい、となった時に、即目に入ったマクドナルドを敬遠して他の店を探してしまうくらいには私も影響を受けました。心なしか、店の客の入りも少なかったように感じましたが、これはたまたまか、あるいはそんな気分で店を観ていたからという方が正しいかもしれません。でも、とりあえずマクドナルドは中国産を切り捨てるという方法で信用回復と売上増を目論んだようです。その結果がどうなるかは判りませんが、選択肢としては良かったのではないか、と素人目には思えます。一方のファミマは未練がましく中国にこだわるのはさすがにまずいのではないか、と思わずにはいられません。今回の事件を起こした企業だってマクド、ファミマがちゃんとチェックした上で選んだ、それなりに信用がおけたはずの会社だったのでしょう。それでいてあのような事件を組織ぐるみで引き起こすのですから、もはや何を持って信用と言うか、それを消費者に理解してもらうのは少なくとも短期的には不可能なのではないでしょうか? そうでなくても、毒餃子事件以来中国産に対する目は厳しくなっているように感じますし、そこへ来ての偽装食肉による追撃ですから、中国産の信用は地に落ちたとさえ言えるでしょう。ファミマも中国に対するこだわりを捨て、タイ産やブラジル産などまだ信用できそうな所にシフトしていかないと、今に会社そのものが危うくなるかもしれません。
 それにしても、そんなにまでして中国産に頼らねばならないのでしょうか? 安いと言っても最近は所得向上で以前ほど旨味はなくなってきているといろいろな業界で言っているようですし、農や畜も遅れているとはいえもはや二束三文で入ってくるものではないでしょう。ならば国産にシフトするような方向もあっても良いはずです。消費者としては安全安心が担保されるのが一番重要な事ですから、ここまで地に落ちた中国産は極力避けたいと思うのです。

コメント
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