かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

中国産途絶は今どき良いニュースだと思いますが、早く完全養殖による国産品を出して欲しいです。

2014-07-28 20:52:00 | Weblog
 涼しいのは昨晩だけですまず、今日も一日、なんとなく涼やかな日中でした。直射日光を浴びるとさすがにうだる暑さは変わりませんが、影に入ると流れる微風が思いの外ひんやりとして心地よい爽やかさを感じます。昨日の台風崩れの低気圧通過、太平洋高気圧の後退がもたらした涼気ではないかと思いますが、なんにせよ、とてもこれが続いたら身がもたない、と思っていた暑さが減退したことで、なんとか今年も夏を無事越せそうな気がしてきました。まあこのまま夏が終わるとも思えませんが、週間予報では、とりあえず1週間ほどはこの普通の暑さモードが続くようなので、ホッとしております。

 さて、中国が、来年2月以降ウナギの輸出を停止するとの話を、国内の業者などに通告しているのだそうな。中国のウナギは、ヨーロッパウナギの稚魚のシラスをフランスから輸入して育てたものだそうですが、これで我が国のウナギの供給量は更に減り、値段は跳ね上がって庶民の口から一段と遠ざかることになるだろうとの報道でした。
 このニュースを読んで、そういえばウナギって食べなくなったな、と今更ながらに気が付きました。中国産ウナギは、もう数年前に何とも言えない脂臭さに辟易してそれ以来家人にも買ってこないように申し渡し、以来一切口にしてはおりませんが、国産のウナギはさすがにお財布に響きすぎるのでこの所とんと食べておりませんし、そんなこんなでウナギそのものの味を忘れかけているようです。
 昔、実家に住んでいた時にはすぐ近所に本格的なウナギ屋があって、時折うな丼など食べに行っておりましたが、そういうところで食べるウナギは確かにおいしかったと記憶しています。最近はあまり脂っこいものとか味の濃いものは敬遠しがちですので、今、当時のそれを食べて美味しいと感じられるかどうかは若干疑問もありますが、美味しいものを出すと信用の置けるお店でそれなりに大枚はたいて食べるものは、やはり美味しいのではなかろうか、とは思います。
 ウナギの完全養殖も間近い、というニュースも最近見た気がしますが、課題は1匹あたりの養殖コストで、なかなか養殖で安く大量生産、といううようなわけにも行かないみたいです。いずれ、安全安心で適度に美味しく油の乗ったウナギが大量に出回るようになれば、また私も食べるようになるかもとは思いますが、今のところは在りし日の思い出の中にだけ、あの香ばしい香りとふっくらとした甘辛い味を残しておくばかりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする