かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

鹿児島大キャンパスにタランチュラ出現! 思わず夢に出そうな、恐ろしげなやつでした。

2014-07-29 21:43:41 | Weblog
 連続して涼しい夜を迎えておりますが、今日は昨日と違い、昼間は結構蒸し暑さを覚える一日でした。最高気温は1℃程度しか違わないのですから、多分湿気が昨日よりも高かったのだろう、とアメダスのデータを観直してみたら、確かに最高気温時の湿度が、数%高く出ておりました。これくらいの違いでも案外はっきりと身体では体感できるものなのか、と感心いたしました。明日は湿った空気の影響で蒸し暑く、昼過ぎに不安定な空模様になるかも、という予報です。夕方にひと雨くればぐっと涼しさが増すので夕立は大歓迎です。是非降って欲しいものです。

 さて、暑い暑いと言っても、と思っておりましたら、鹿児島大学のキャンパスで、熱帯の毒グモ、タランチュラが発見されたそうです。タランチュラ、というと、昔々007の映画でジェームズ・ボンド暗殺に使われたのを思い出しますが、体長10センチ、と言いますから、かなりの大型ですね。噛まれても死ぬことはない位に毒性が弱い、ペットショップなどで売られる「ローズヘアタランチュラ」という種類ではないか、とのことですが、こんな恐ろしげなクモをペットにするなんて、さすが女郎蜘蛛を育てて相撲を取らせる鹿児島です。今は亡き祖父が住んでいた家の裏にも、立派な網を盛大に張った女郎グモが居て、幼少時は恐れおののきつつもたまにコガネムシなどを捕まえてはその網に掛けて餌やりするなどもしておりましたが、あれはあれで、網の造形とかクモのお腹の模様とか、思い出してみると自然の妙の美が感じられる部分もありました。でも、さすがにタランチュラのような恐ろしいものを飼おうという気にはなれません。それとも、東京や大阪などでもペットショップで扱っていたりするんでしょうか? そのココロは到底理解不可能ですが、世の中色々奇特な人もいるのですから、あまりそのことをあげつらうのはやめておきましょう。世間的には私のサボテン趣味も大概奇特な世界なのかもしれませんし。
 ともあれ、存在するのが一匹とは限らないので、教員や学生に注意を喚起するメールが配信されたそうです。多分持て余した飼い主が逃がしたとか言うようなことじゃないかと思うのですが、いつの間にか侵入して定着したセアカゴケグモのように、どこか熱帯地方からの船などに紛れ込んでやってきたのだとしたら大概厄介な話です。鹿児島は冬は普通にそれなりに寒いところですから、仮に夏の間蔓延しても冬越しは難しかろうとは思いますが、セアカゴケグモの例もありますから、絶対広まらない、という保証もありません。出来ればその出自を明らかにして、不気味な侵入ルートをはっきりさせてもらいたいものです。

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