今日は昨日と同じく午前中はほとんど降らず、どんより曇ってばかりでしたが、午後になると次第に雨脚が強くなり、夜になってもずっと降りしきる梅雨末期のような天気になりました。これも南から急速に台風18号が迫ってきているためで、これまでの予報がどんどん前倒しになり、どうやら明日の朝には紀伊半島東部のどこかに上陸する事がほぼ確実、という状況になってきました。その進路次第では我が橿原市も南東から蹂躙される可能性があり、小さい台風だからといって中心付近の最大瞬間風速は40mにも達しますから油断はできません。
さて、万能細胞と呼ばれるiPS細胞を、キラーT細胞にしてガン細胞を攻撃させ、ガンを治療するという面白い研究成果が発表されました。iPS細胞自体、暴走してそれ自身がガン化する危険性が指摘されていましたが、その部分を、ある薬品の投与で活性化する自殺遺伝子を組み込み、万一の際は速やかに細胞死させるという方法でクリアするというところが面白いところです。外部から自在に発動可能な自殺トリガーの設置は、将来臓器移植などでiPS細胞が利用される際の有効な安全装置になりそうです。今のところ、iPS細胞由来キラーT細胞によるガン細胞攻撃も、自殺遺伝子発動によるキラーT細胞の始末もマウスによる動物実験の段階ですが、いずれこの技術がヒトでも試験されて有用性が確認されれば、iPS細胞の実用化が一気に進むんじゃないか、と期待できます。
もちろんiPS細胞の安全性を高める研究も進められていることでしょうし、こうしていくつかの安全対策が有効になればなるほど、この夢の万能細胞がもたらす未来は明るく輝くことでしょう。サイボーグ技術と臓器再生技術が実用化され、不老不死が実現するかもしれない未来、是非見てみたいものです。

さて、万能細胞と呼ばれるiPS細胞を、キラーT細胞にしてガン細胞を攻撃させ、ガンを治療するという面白い研究成果が発表されました。iPS細胞自体、暴走してそれ自身がガン化する危険性が指摘されていましたが、その部分を、ある薬品の投与で活性化する自殺遺伝子を組み込み、万一の際は速やかに細胞死させるという方法でクリアするというところが面白いところです。外部から自在に発動可能な自殺トリガーの設置は、将来臓器移植などでiPS細胞が利用される際の有効な安全装置になりそうです。今のところ、iPS細胞由来キラーT細胞によるガン細胞攻撃も、自殺遺伝子発動によるキラーT細胞の始末もマウスによる動物実験の段階ですが、いずれこの技術がヒトでも試験されて有用性が確認されれば、iPS細胞の実用化が一気に進むんじゃないか、と期待できます。
もちろんiPS細胞の安全性を高める研究も進められていることでしょうし、こうしていくつかの安全対策が有効になればなるほど、この夢の万能細胞がもたらす未来は明るく輝くことでしょう。サイボーグ技術と臓器再生技術が実用化され、不老不死が実現するかもしれない未来、是非見てみたいものです。
