かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

総理大臣が携帯料金値下げを指示と言うのはいい話でしょうが、それだけで終わらないで下さい。

2015-09-12 22:08:57 | Weblog
 9月も半ばにさしかかり、普段の年なら、多分そろそろ残暑もマシになってきたかな? 位の感覚ではなかろうかと思うのですが、昨夜は寒さで目が覚めるほどに冷え込みました。奈良市のアメダスだと最低気温が14.9℃、五條市では最低気温13.3℃と一気に1ヶ月位季節が先走ったような低温です。昼間は穏やかな秋晴れになって気温も少し上がりましたが、もう暑いというような言葉は必要ありません。明日は朝から一雨あって昼から貼れるそうですが、その後、月曜日の朝にかけてこの時期としては一級の寒気団が大陸から流れ込んで列島を大きく覆い込むそうなので、更に一段と冷え込みがきつくなることでしょう。毛布の一枚も追加して寝ないと、今度こそ風邪を引いてしまうかもしれません。

 さて、安部総理が我が奈良県選出の高市早苗総務大臣に携帯料金の引き下げを指示されたそうです。携帯料金が家計を圧迫していることや、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3巨頭体制で状況が固定してしまい、競争政策が生きてこないことが理由とのことです。確かにガラケーからスマホへの転換が進み、通信量の飛躍的な増大から料金が高くなってきているようですし、料金の見直しをしたくても、どうしたらいいのか分からなくなる複雑怪奇な料金システムが立ちはだかっていますし、大いに改善を求めたい部分は山のように存在します。ただ、家計の圧迫や競争が行われていないことが理由になるのなら、電気、ガスと言った光熱費がそうですし、各種税金だって立派な家計圧迫要因です。一人、携帯料金だけを生贄にして目をそらそうというのでしたら、かつてガソリン税を槍玉に挙げて大きな混乱をもたらした上に、しらばっくれて現在の悲境をもたらした一因にしてしまった旧与党と同様、あまり良い策とは言えないでしょう。まあやってくれないよりはやってくれた方がありがたいのはありがたいので大いに検討いただきたいところではありますが、それ単独で終わること無く、消費を上向けるのを妨げる様々な弊害を片付けていってもらいたいです。例えば自動車を取得し維持していくのにかかる諸費用があまりに過大でしょう。ガソリン税などもそうですが、2,3年ごとの車検とか、いまどきの日本車で本当に必要か? と首を傾げるようなものだってあるでしょう。そういうのもちゃんと目を配って、一つ一つ潰していってもらいたいです。

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