重陽の節句の今日は、台風の来襲という陽気が重なるはずの節句とは真逆の日になってしまい、昨夜からずっと雨が降りっぱなしの午前になってしまいました。結局台風18号は、思っていたよりも東に進路を振って、午前10時過ぎに愛知県知多半島に上陸、そのまま本州のくびれを縦断して日本海に出て温帯低気圧になりました。進路によっては、神武東征ルートで蹂躙されるかも? と少しだけ心配していた我が奈良県は、多少多めに雨が降った他は風もほとんどなく、雨も昼には上がってしまいましたし、大したこともなく終わりました。最もこの台風、なりは小さかったくせに、随分と広範囲に影響を及ぼした様で、関東では大雨で多摩川が氾濫しそうになるは、JRはそこここで止めるはと、中々の暴れっぷりを見せてくれたようでした。秋雨前線も随分刺激されたようで、東海から東の方は引き続き大雨に警戒が必要なのだそうです。
さて、シベリアの永久凍土から発見された3万年前の巨大ウイルスを、フランスの研究チームが蘇生させようとしている計画が発表されました。気候変動が原因で、危険な微小病原体が目を覚ます可能性があると同チームは警鐘を鳴らしている。この研究チームは2013年にも今回と同じ場所で得られた別種のウイルスを復活させた実績があるとのことでした。どうも元記事の翻訳のせいなのか原文のせいなのか話がこんがらがってわかりにくいニュースなのですが、このチームは、未知のウイルスを復活させる一方で、天然痘など撲滅したとされるウイルスが、無秩序な開発などでひょっとしたら復活するかもしれない、という警告も発しているのだそうです。未知のウイルスの安全性はちゃんと隔離された研究施設で確認されるそうですが、このように、既知の病原ウイルスの復活阻止とこのみちウイルスの復活促進というお話の関連性がニュースの構成からは全く読み取れないのが混乱の原因ではないかと思われます。
いずれにしても、過去のウイルスから得られる情報にはひょっとしたら実はすごい役に立つ物があるかもしれませんし、逆に天然痘を超えるような恐ろしい悪魔が潜んでいるかもしれないわけです。そう思うと「寝た子を起こすな」と言いたくなる部分もあるのはあるのですが、今や地球温暖化で永久凍土が永久でなくなるかもしれない状況で、開発だけでなく自然な環境変化でそれら未知ウイルスが解き放たれる可能性が高まっているとも言えるわけで、事前に評価して安全性を確かめておく、というのはそれなりに意味があることのように思えなくもないです。
とにかくきっちり管理して未知ウイルスによるパンデミック、なんていう映画みたいなことだけはないようにしていただきたいものです。
さて、シベリアの永久凍土から発見された3万年前の巨大ウイルスを、フランスの研究チームが蘇生させようとしている計画が発表されました。気候変動が原因で、危険な微小病原体が目を覚ます可能性があると同チームは警鐘を鳴らしている。この研究チームは2013年にも今回と同じ場所で得られた別種のウイルスを復活させた実績があるとのことでした。どうも元記事の翻訳のせいなのか原文のせいなのか話がこんがらがってわかりにくいニュースなのですが、このチームは、未知のウイルスを復活させる一方で、天然痘など撲滅したとされるウイルスが、無秩序な開発などでひょっとしたら復活するかもしれない、という警告も発しているのだそうです。未知のウイルスの安全性はちゃんと隔離された研究施設で確認されるそうですが、このように、既知の病原ウイルスの復活阻止とこのみちウイルスの復活促進というお話の関連性がニュースの構成からは全く読み取れないのが混乱の原因ではないかと思われます。
いずれにしても、過去のウイルスから得られる情報にはひょっとしたら実はすごい役に立つ物があるかもしれませんし、逆に天然痘を超えるような恐ろしい悪魔が潜んでいるかもしれないわけです。そう思うと「寝た子を起こすな」と言いたくなる部分もあるのはあるのですが、今や地球温暖化で永久凍土が永久でなくなるかもしれない状況で、開発だけでなく自然な環境変化でそれら未知ウイルスが解き放たれる可能性が高まっているとも言えるわけで、事前に評価して安全性を確かめておく、というのはそれなりに意味があることのように思えなくもないです。
とにかくきっちり管理して未知ウイルスによるパンデミック、なんていう映画みたいなことだけはないようにしていただきたいものです。
