かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

創業の地に新しい形態の店舗を開き地元貢献、蔦屋の新たな取組に注目します。

2016-05-15 20:11:00 | Weblog
 今日は父の見舞いに実家の枚方へ行きました。ここ数回は近鉄・JR・京阪を乗り継ぎ電車で行っていたのですが、天気もいいし久しぶりに車で行くことにしました。往復とも、道中思いの外車が少なく、重体らしい渋滞にあわずに済んだおかげで、ほぼ予定通り父が入院している病院にたどり着くことができました。が、久しぶりに遠乗りしたせいかやたらと疲れました。午前中は気持ち良いからっとした晴れだったのが、雲が増えてきて午後2時過ぎくらいから妙に蒸し暑くなってきたのも、疲労が重なった原因かもしれません。あと、謎のアレルギーで首筋などに痒みと発疹が生じているのも、体調へ影響しているのかも。アレルギーの原因は不明ですが、今の時期ですと一番可能性があるのはイネ科雑草の花粉です。こいつは吸えば重度の花粉症、触れれば片っ端から発疹が生じ、ひどくなると熱が出て倒れるという厄介者ですが、イネ科の花粉はスギヒノキみたいに距離を飛ぶことはないので、近づかなければさしたる問題は無いはずです。気になるとしたら、往路で路肩の草刈りをして掃除をしていたところに窓全開で通りかかったところくらいでしょうか。とりあえず、今日は抗ヒスタミン剤を飲んでとっとと寝ようと思います。

 さて、枚方では、京阪枚方市駅前の南東角に、明日から「T―SITE」というTSUTAYAの百貨店がオープンします。旧近鉄百貨店(丸物百貨店)のビルを壊して建て直された、枚方には珍しい全面ガラス張りのおしゃれなビルでした。昭和58年に枚方市で産声を上げた蔦屋が、「故郷からの新しい挑戦」と題して、再び枚方に旗艦を設置するようです。残念ながら今回は外から眺めるだけでしたが、実家のすぐ近くですから、いずれまた行く機会もあることでしょう。
 私が初めてツタヤ1号店に行った頃は、京阪電車はまだ高架になっておらず、大きな踏切が南北を遮り、南側の駅正面におなじみのライオンの隣にマクドナルドがあった三越、その東側に少し離れて近鉄百貨店がありました。北側には長崎屋と、枚方駅前デパートという随分年代物の小さなビル、西側の旧道沿いにちょっとした商店街とニチイと一緒になった市場がありました。まさしく昭和の匂いが濃厚な、セピア色な記憶ですが、そんな中で蔦屋と言うのはレンタルという方法で、「音楽を気軽に楽しむ」事を教えてくれた楽しいお店でした。当時の媒体はレコードしかありませんでしたが、どんな曲かわからないままジャケットの絵柄やタイトルに惹かれて借りて聞く、なんてのもやって、幾つかは遥か後にCDを買って、今でも聞き返しています。
 あれから30年以上経って京阪も高架になり、世の中大きく変わってしまいましたが、果たして新しい蔦屋がどんな未来を創業の地で切り開くのか、期待しつつ実家に帰りたいと思います。

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